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2010/01/04
[ by hsur at 20:12]

プログラミング言語AWKが復刊

 
プログラミング言語AWK (新紀元社情報工学シリーズ)

絶版になっていたプログラミング言語AWKが復刊されるようです。本格的な言語として使うということは少ないと思いますが、シェルスクリプト中のちょっとした文字列加工をやるにはAWK便利ですからね。

プログラミング言語AWK A. V. エイホ、P. J. ワインバーガー、B. W. カーニハン 著/足立高德 翻訳 販売ページ

1989年に初めての邦訳が刊行され、その後何回か絶版の憂き目にあいつつも、不死鳥のごとく蘇り、様々な出版社から復刊を果たしている「プログラミング言語AWK」。この度、AWKファンの熱い声に支えられ、USP出版から3回目の復刊を果たします。
テキスト処理と演算に絶大な効果を発揮する「AWK」は、開発当時の1970年代から、開発者たちによって「30年後、ハードウェアの性能が向上するころに、その真価がわかるだろう」と予言されていたといいます。事実、インターネットの普及により、テキストで書かれたHTMLが大量に生成され、多くの人がテキストデータに触れるようになった昨今において、軽量で簡単にテキストを処理することができるAWKの良さが見直されつつあります。

僕もいちおう新紀元社発行(写真のもの)のやつは持っているですが、シェルスクリプトと組み合わせて使うような場合を考えると、オライリーの「sed&awkプログラミング」の方が役に立つかもしれません。

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2009/10/08
[ by hsur at 20:23]

Solr 1.4 Enterprise Search Server

 
Solr 1.4 Enterprise Search Server

Solrについての情報収集については、基本的にSolrプロジェクトのWikiと、実際のSolrや、Solr-rubyのソースコードですませています。

が、そろそろ紙の本が1冊欲しくなってきて、Amazonで探してみたところ、洋書ですがSolr 1.4 Enterprise Search Serverという本が出ているのを発見。マニュアル代わりに買っておこうかな。

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2009/08/16
[ by hsur at 13:32]

Introduction to Information Retrieval

 
Introduction to Information Retrieval

先日のSearch User Interfacesに引き続き、ウェブから無料で読める情報検索関連の面白そうな本をみつけました。Search User InterfacesはHCIというパースペクティブからの情報検索の話でしたが、今回のIntroduction to Information Retrievalはコンピュータサイエンスとしての情報検索の本です。

Introduction to Information Retrieval

The book aims to provide a modern approach to information retrieval from a computer science perspective. It is based on a course we have been teaching in various forms at Stanford University and at the University of Stuttgart.

スタンフォード大学やシュトゥットガルト大学の(おそらく情報学科の)教科書として作られたみたいです。比較的新しい本なので扱われているトピックも新しい(と思う)ので、ちょこちょこ見た感じではなかなか良さそうです。

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2009/08/14
[ by hsur at 16:02]

医療戦略の本質―価値を向上させる競争

 
医療戦略の本質―価値を向上させる競争

ポーターの競争戦略はランチェスターの法則などと並んでビジネススクールの戦略論を取れば必ず取り上げられる基本とされているものですが、自分はまだ本当の意味をきちんと理解していないのだという事を、今日、ある人から教えてもらったポーターの医療戦略の本質を少し読んで痛いほど思い知らされました。

ポーターのバリューチェーンというとすぐにSCMの事例しか目にした事がなかったのと、こういう戦略論は営利を追求するためのモノだと盲目的に考えていて、医療のようなものには馴染まないと初めから適用することを避けている自分に気づいてちょっと愕然としました。

考えたらバリューチェーン自体は一連のプロセスに付加価値生産性があるモノであれば、基本的には何にでも適応可能なわけですね。知らず知らずのうちに自分の頭も以前と比べてずいぶんかたくなったものです。

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2009/08/13
[ by hsur at 23:51]

Search User Interfaces

 
Search User Interfaces

最近いろいろあってSolrとかいじくり回しているのですが、エンジニア的な考え方に走ってしまうとアルゴリズムとかいろいろ調べてみたくなってしまうのですが、検索自身をちゃんとサービスして使えるようにするにはインタフェイスをどうするかというのが一番のキモになってきます。そんなときに役立ちそうな本を(英語ですが)発見。

Search User Interfaces

Topics include:
 * How to Design Search User Interfaces
 * How to Evaluate Search User Interfaces
 * Models of the Information Seeking Process
 * Search Interfaces Fundamentals, including:
   o Query Specification
   o Presentation of Search Results
   o Query Reformulation
 * Advanced Topics, including:
   o Integrating Navigation with Search
   o Personalization in Search
   o Information Visualization and Search
   o Mobile Search
   o Social Search
   o Multimedia Search

この本はまだ発売されていませんが、なんと全文がウェブ(Read It: Search User Interfaces)から読めるようになっています
休み中はコレを読んで過ごすのも良いかもとちょっと思ったり。

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2009/07/10
[ by hsur at 23:12]

コンピュータを使わない情報教育 アンプラグドコンピュータサイエンス

 
コンピュータを使わない情報教育アンプラグドコンピュータサイエンス

プログラミングをマスターするために必要な素養をディスカッションしたときに、教授が僕に「最近、コンピュータを使わずにアルゴリズムを教育する本あるよ」と紹介してくれたのがこの本。

机上デバッグをもうちょっとわかりやすくした感じですが、このような手法をアンプラグドと呼ぶようです。ちょっと盲点でしたが、確かにアルゴリズムは実際にコンピュータ上で実行可能な処理系存在しなくても、内容を理解したり、論じたり、フィージビリティを確認したり、正しさを検証するすることが出来るのはチューリングマシンのような仮想機械の話とか、操作的意味論を考えれば明らかでした。数学臭さや、機械臭さを感じさせると、苦手意識を持つ人が多いので、そうせずに教えるのがミソのようです。

ただ、例題と原理の説明はちょっと飛躍が大きすぎるように感じました。
数学が苦手な自分にとっては、あれで有限オートマトンが理解できるなら苦労しないです。

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2009/07/04
[ by hsur at 23:42]

無料で読めるDomain Driven Designの概要

 
Domain-Driven Design: Tackling Complexity in the Heart of Software

オブジェクト指向におけるロジックの実現方法については、PofEAAでFowlerがテーブルごとにクラスを作成してロジックを実装するテーブルモジュール、ロジックのプロシージャ(手続き)ごとにモジュールを作成するトランザクションスクリプト、振る舞いとデータをカプセル化したモジュールを作り、オブジェクトの関連しあうことでロジックを実現するドメインモデルという3つに分類されています。

この中でどれがいいかというのは賛否があると思いますが、最近のアプリ開発では普通にになりつつあるDependency Injectionとの相性を考えると、データとロジックが分離されているトランザクションスクリプトが優勢のように思えます。というか、自分が実装したものは一部を除いてほとんどがトランザクションスクリプトなので、そう感じているだけかもしれませんが、その実装で他人からおかしいという指摘を受けた事がないというのも事実です。

ただ、この中でもっともオブジェクト指向らしい実現方法はと聞かれれば迷わずドメインモデルと答えますが、誰もがいちばん困っているのがこのドメインモデルの作り方だろうと思いますし、僕のように「いつかはドメインモデル」みたいな人も少なくないだろうと思います。

InfoQ: Domain Driven Design(ドメイン駆動設計) Quickly 日本語版

巨大なソフトウェアプロジェクトが直面する最も複雑な局面は、実装ではなく、ソフトウェアが提供する実世界のドメインです。ドメイン駆動設計(Domain Driven Design)は、非常に複雑なドメインを取り扱うためのヴィジョンとアプローチです。このヴィジョンとアプローチは、ドメイン自身をプロジェクトの主な焦点とし、ドメインの深い理解を反映したソフトウェアモデルを維持します。 このビジョンは、Eric Evans氏の本「Domain Driven Design」によって世界に広められました。

Domain Driven Designは僕も原著を持っていて、完全に読みこなせているわけではありませんが、ドメインモデルの勉強をするには良い本だと思います。ただ、日本語の資料が意外と少なく、まともに読めるのはオージス総研のDomain-Driven Designのエッセンスくらいしか知らなかったのですが、上記のDomain Driven Design Quickly 日本語版は本の全体を掴む上ではかなり良さそうな感じです。このPDFはダウンロードには会員登録が必要ですが、無料なので、原著を買う前に目を通しておいて損はないと思います。

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2009/06/26
[ by hsur at 10:55]

レガシーコード改善ガイド

 
レガシーコード改善ガイド (Object Oriented SELECTION)

邦訳版がないので原著を取り寄せたWorking Effectively With Legacy Codeですが、来月邦訳版が出版されるみたいです。

完全にClean Codeの時と同じ失態をかましてしまいました。気合いを入れて原著を読もうと思っていたのですが、完全にやる気が萎えました。とりあえずこの邦訳版を読んでから原著のポイントを確認するという作戦に変更しようと思います。

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2009/06/23
[ by hsur at 23:21]

ミッフィーの絵本の色づかいのひみつ

 
ちいさなうさこちゃん (子どもがはじめてであう絵本)うさこちゃんとどうぶつえん (子どもがはじめてであう絵本)

ミッフィーの絵本は誰もが小さいときに一度は読んだ(というか、読んでもらった)経験がある本だと思いますが、その色遣いの秘密がユースキン製薬のウェブに載っていました。

ブルーナシリーズ(6色の色のひみつ)|ユースキン製薬株式会社

ブルーナさんは、色にこだわり、絵本ではブルーナさんが作ったオリジナルカラーしか使用しません。原始的な色を使い、無駄を省いてできる限りシンプルに表現したいと思ったからです。

・赤は「幸せな気持ち」を示します。ミッフィーが大好きな色でもあります。
・黄色は「室内」を示すのに使われます。家の中はあたたかいものであるべきという考えから使われています。
・青はよそよそしい色、そして冷たい色。「怖さや寒さ」を描くときに使われます。雪の日の家の中も青です。
・緑は「屋外」を示すのに使われます。植物はもちろん自然を表すときに使われます。
・茶色は木の幹や枝、くまのボリスやバーバラの色です。
・グレーは動物本来の姿に忠実な色です。ゾウや鳩やカバ、サイもみんなグレーです。

あまり意識していなかったのですが、絵本は6色だけ、しかもオリジナルカラー、しかも、色ごとに使われるコンテキストがちゃんと決まっているというのは驚きです。子供向けのものほどこういう部分が洗練されているか否かが大事なのかもしれませんね。

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2009/06/08
[ by hsur at 03:59]

人を賢くする道具

 
人を賢くする道具―ソフト・テクノロジーの心理学 (新曜社認知科学選書)

すっかり埃を被ってしまっていたこの本を本棚から引っ張り出して一心不乱に読んでいました。自分が研究者を志すきっかけになったのは、いい先生と出会ったと言うのもありますが、多分この本の後押しのおかげです。

僕は大学に入ったばかりの頃、Macが大好きで、毎日プログラミングに明け暮れていました。Macについての興味は尽きず、Macの使いやすいインタフェイスについて調べているうちに、AppleのAdvanced Technology GroupのトップだったD.A.Norman博士の事を知り、大学の図書館に蔵書されていたこの本を読んで衝撃を受けたことをよく覚えています。

この本は、1933年のシカゴ万国博覧会*1*2の標語であるScience Finds, Industry Applies, Man Conformsを引き合いに、People Propose, Science Studies, Technology Conforms人間が提案し、科学が探求し、技術がそれに従う)で結んでいます。

Don Norman -- Human Centered Design

"People Propose, Science Studies, Technology Conforms"
My person-centered motto for the 21st century.
(Also the epilog of "Things that make us smart." Addison-Wesley, 1993.)

人が欲しいと思う新しいサービスを作るときには、きちんとした科学の助けが必要であり、それに従って技術をきちんとコントロールできることの必要性については日々痛感していますが、このような概念を15年以上前から提唱し続けているというのは驚くべきことであろうと思います。よいモノを作るために、自分は提案者であり、研究者であり、エンジニアでなければならないことを再確認させてくれました。

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