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2016/06/18

文科省が小学校段階におけるプログラミング教育の在り方についてのとりまとめを公表

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先日から話題になっている小学生へのプログラミング教育ですが、文科省が「小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育に関する有識者会議」の議論の取りまとめを公表していたのでメモ。

プログラミングという言葉が一人歩きして、外国語のようにプログラミング言語を習うようになるという誤解が広がっているのは良くない傾向で、このとりまとめもそのような疑念を払拭するために一生懸命の内容になっています。

プログラミングと言ってしまうと、どうしてもITリテラシーやコンピュータ活用能力のようなとらえ方をされてしまいますが、要はプログラミングの能力というよりも、その土台となるアルゴリズムを考える能力を伸ばそうというものなんですよね。個人的にはいっそのことプログラミング教育という言葉を撤回してしまえばいいのにと思っています。

アルゴリズムを考える能力の涵養を図るには、論理的思考パターンを認識する能力ルールを理解する能力が欠かせません。例えばプログラミング初学者が困る a = a + 1; なども、数学と記号は同じ物を使っていても、プログラミング言語ではルールが異なることをすんなり飲み込める人は大きく躓くことはありません。このあたりの能力をどう養うかということになると思います。でも、そんな人でもところ変わればすんなり理解できたりするもので、トランプを使ってババ抜きや大富豪で友達と遊んだりできるのですから、認識のさせ方の問題なんですよね。そんなわけで現在の進め方だと嫌いな人を増やすだけに終わりそうなことを危惧しています。

小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ):文部科学省

○ プログラミング教育とは、子供たちに、コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができるということを体験させながら、将来どのような職業に就くとしても、時代を超えて普遍的に求められる力としての「プログラミング的思考」などを育むことであり、コーディングを覚えることが目的ではない。こうしたプログラミング教育についての考え方や、小学校段階における具体的な在り方等を、下記3.や4.において示している。
○ また、こうしたプログラミング教育を実施する前提として、言語能力の育成や各教科等における思考力の育成など、全ての教育の基盤として長年重視されてきている資質・能力の重要性もますます高まるものであると考えられる。こうした資質・能力の育成もしっかりと図っていくこと、また、小学校におけるプログラミング教育の実施に当たっては、ICT環境の整備や指導体制の確保等の条件整備が不可欠であること等についても下記2.や5.において提言している。

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