BLOGTIMES
2006/10/31

Seleniumがヤバすぎる

  testing  selenium 
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仕事であるウェブアプリケーションのテストをやることになったんですが、下準備のユーザー作成をしようと思ったらこれが思いのほか難関でした。まず、DB構造が複雑なのでSQLを走らせたくらいではユーザーが作れないうえに、ウェブにあるユーザー登録画面はウィザードのように何画面もあるのでそれを何度も繰り返すのは骨が折れる・・・・さて困ったということで、何かいい手はないかなぁと現実逃避気味にWebを巡っていたら、Seleniumというツールを見つけました。

OpenQA: Selenium

Selenium is a test tool for web applications. Selenium tests run directly in a browser, just as real users do. And they run in Internet Explorer, Mozilla and Firefox on Windows, Linux, and Macintosh. No other test tool covers such a wide array of platforms.

ほとんどの人はいまさら何を・・・・・・という感じだと思いますがそのヤバさに驚きっぱなしでした。まず、Thoughtworksのドメインにあったので*1期待せずにはいられない感じだったんですが、その期待を裏切らない完成度です。

SeleniumIDEがまたイイ!

こういうテストツールはテストケースを書くのが結構面倒なんですが、それを解決するためにSelenium IDEというFirefoxのExtensionが用意されています。これが中々に優れもので、ユーザーのブラウザの操作を記録して、そのままテストケースの形式にまとめていってくれます。これですべてが完璧というわけにはいかないのですが、これで代表的なテストケースの雛形を作り、それを改造してバリエーションを増やしてやればかなりテストケースの作成はかなり省力化できそうです。

Selenium IDEの開発者

Selenium IDEをインストールして驚いたのは、インターフェースがちゃんと日本語化されていたことなんですが、ちょっと調べてみたらコレを開発したのってKBMJのCTOの笠谷さんだったんですね。KBMJは個人的に何度も遊びに行って、社長の木村さんにも何度もお会いしていたはずなんですがそんな話は一度も聞いたことがなかったことがちょっとショック。

GREE Labs第6回 オープンソーステクノロジー勉強会でも公演されたみたいですね。

ということで、テストに必要なユーザー作成はほとんど手間をかけずに完了しました。

  • *1: リファクタリングなどで有名なFowlerのイメージが強かった

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