BLOGTIMES
2012/06/10

Windows8 で IPv6-IPv4 フォールバック問題は解決?

  windows8  networking  flets  rfc 
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最近、いろいろと話題になっている IPv6-IPv4 フォールバック問題ですが、Windows8 ではプロトコルスタックレベルでの実装が改良されて問題が緩和されるようなのでメモ。

Windows 8でIPv6周りの実装改良、「フレッツ 光」フォールバック問題が解消 -INTERNET Watch

これに対してWindows 8では、MicrosoftによるRFC 3484の実装に改良を施したアプローチをとったという。具体的には、IPv6のルートが広告されているネットワークにWindows 8が新規に接続された際に、IPv6での接続性をテストする過程を途中に入れ込み、実際の接続状況の結果を尊重するアルゴリズムとした。IPv4の接続性についても同様にテストするという。
IPv6/IPv4のいずれのルートも接続できる場合には、従来と同様にIPv6のルートを優先するルールに従う。一方、IPv6の接続性が確認できなかった場合には、RFC 3484による優先順位では低い方のIPv4によるルートをデフォルトで使うことになる。
テストは、Microsoftが公開するIPv6オンリーのサーバーに対してHTTP GETリクエストを送るというシンプルなもの。テスト結果はWindows 8にキャッシュされ、以降、30日ごとにテストを繰り返していく。

そもそもこの問題、技術的な問題ではなくて、政治的問題だからタチが悪いんですよね。
フレッツが直接インターネット接続を提供してくれれば万事解決ですが、NTT法的にそれはできないことになってますからね。


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