BLOGTIMES
2015/12/24

新しい HTTP エラーは 451

  standardization  secrecyofcommunications  counterintelligence  rfc 
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前々から議論されていた HTTP ステータス 451 が導入されるようです。

HTTP Status の 400 番台はクライアントエラーを表すことになっていて、ジョーク RFC の 418 I'm a teapot のようなものも含んでいるものの、400 Bad Request から 426 Upgrade Required までほぼ連番になっています。そんなわけで、法的理由により取得不能(Unavailable For Legal Reasons) がどうして 451 なの?という素朴な疑問が湧きますが、レイ・ブラッドベリの近未来小説「華氏451」にちなんだもののようです。ちなみにこの華氏451度は紙が燃え始める温度とされていますが、Google で単位換算してみると 232.778℃*1 みたいです。

新しいHTTPステータスコード「451」が承認される--検閲による閲覧禁止示す - CNET Japan

しかし、新しいステータスコードである451(この数字は、書物が厳しく禁じられた未来社会を描いたRay Bradburyの古典的SF小説「華氏451度」に敬意を表したもの)は、検閲のためにウェブページが閲覧できないことを示すために利用できる。
「ウェブの世界で検閲がますます目に見えて広がる中で、サイト運営者たちから両者の区別ができるようにしたいと言う声が聞かれるようになった」とNottingham氏は述べている。

検閲が厳しい国ではきっと導入されないでしょうね。。。。


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