BLOGTIMES
2009/06/29

VMWareでディスクを拡張する

  esxi 
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最近某開発環境でVMWare ESXiを使い始めたのですが、仮想環境だと何かあってもバックアップしておいたイメージからすぐに復旧出来るのでなかなか便利なのですが、バックアップ時の負担を軽減するためにディスクの容量を最小限の構成にしていたので、ちょっと大きなデータを扱おうとしたらディスクが足りなくなってしまいました。

そんなわけで、今日は VMWare 上の CentO Sのディスクの容量の拡張に挑戦です。

まず、vmdk を拡張するために unspported モードでログインして下記のコマンドを実行*1

vmkfstools -X 15G /vmfs/volumes/datastore1/centos/centos.vmdk

これですんなりいけると思っていたのですが、一筋縄ではいきませんでした。とりあえず vmdk は 20G になったのですが、このままではゲスト OS 側からは増やした分のディスクは認識されません。最近の CentOS を何も考えずに入れると、勝手に LVM 構成になります。この構成の場合、ディスク容量の拡張の方法は僕が思いつく限り3つあります。(もちろん別の vmdk を作って追加する方法もありますが、やり方がまずい事に気づいたのが上記のコマンドを打ってしまってからだったので。)

1.既存のパーティションを拡張し、それに従って既存のPVとLVを拡張する
2.拡張された領域に新たにパーティションを切ってPVを作り、既存のVGに追加して、LVを拡張する
3.拡張された領域に新たにパーティションを切ってPVを作り、独立してマウントする

1の方法をとれば完全に最初から大きなディスクでインストールを行ったように見えますが、手順はかなり煩雑*2*3です。2の方法は複数のパーティションを1つのパーティションに見せるもので、LVMらしいディスクの追加のやり方です。手順もだいぶ簡略化*4されます。3はLVMがなかった時代のディスク増設のやり方です。マウントポイントを作って、そこが新しいディスクになるので、全体的に容量が足りない場合には向かないかもしれません。

今回はバックアップする大元のイメージを変更してしまいたかったので1の方法を試してみましたが超絶めんどくさかったので、ちょっと失敗でした。次回からは2か3だな。。


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