- blogs:
- cles::blog

今さらボイスモデムを買ってみる


留守電+Faxサーバを立てて、外出していてもメールで留守電とFaxが受け取れるようにしようと思って事例を調べてみたところ、最近は家庭用の複合機にもFaxをメールの添付ファイルとして転送する機能くらいまではついているのですが、留守番電話を音声ファイルにしてメールで送るという機能を備えた物はないようでした。法人向けのPBX中心としたものはあるのですが、こちらは価格的に安価に導入できるソリューションではありません。
ということで、半ば諦めかけていたところに「CentOS5 で FAX サーバ構築への道。USB モデム接続。 - パソコン・メモメモ備忘録」というエントリを発見してちょっと希望を見いだしたものの、最近は国内でData/Fax/ボイスモデム(≠Data/Faxモデム)を手に入れるのは難しいというハードウェアの調達という壁があることを認識。いろいろ調べてみると、どうやらこのモデムのボイス機能というのは、ソフトウェアモデムにしかついていない*1ようで、最近はハードウェア処理でもコストがあまり変わらない状況になったので絶滅してしまったということのようです。この為にアキバでジャンクを漁るのもちょっと気が引けるし、下手にRS-232Cのモデムとか手に入れてしまうと、USB-シリアルケーブルを買うだけでモデム以上にお金がかかるだろうし・・・ということでしばらく悶々とした日々が続いていたのでした。
そんなときにふと楽天でモデムを検索してみたら「USB 2.0 56Kモデム (CV198)」という安価なモデムが引っかかって来たので、いろいろとスペックをを調べてみるとどうやらこれがボイス機能を持っているようなので、試しに1つ買ってみました。中国製で、送料込みで1600円なので失敗してもそれほどショックではない金額。しかもUSB接続なので変換ケーブルも必要ありません。内容は本体と、ケーブル類、ドライバのCDがビニール袋に入っただけの簡素なパッケージ。
ドライバは別途インストールしなくても、WindowsXPであれば「SmartUSB56 Voice Modem」という名前で認識され、そのまま使うことができました。
† 留守電にするには
CallSoft Pro と合わせるとPCを留守電にできます。
- *1: ソフトウェアモデムは音そのものをPCに送って、音をPC側でデータに変換する
このエントリへのTrackbackにはこのURLが必要です→https://blog.cles.jp/item/4348
古いエントリについてはコメント制御しているため、即時に反映されないことがあります。
自宅サーバでVoiceモデムで留守電音声をメール送信とかしていましたが、新しいサーバに切り替えたとき、シリアルポートが無くなり困っていました。
USB-Serial変換器を買うか、ボイスモデムも古くなったし...と考えていた中、この記事を見つけ私もさっそく発注しちゃいました。
ここの記事を読んでリンク先の商品を買ってみました。
確かにXPでは使えますがWindows7ではどうですか?
お店についたコメントではネット上にドライバが存在するようなことが書いてありますが……
自己レスですがいろいろ探したところ
SLU56-V4.20.01-MV-XP64Bit
が見つかり、要署名ですがモデムの診断が成功することまでは確認できました。
コメントは承認後の表示となります。
OpenIDでログインすると、即時に公開されます。
OpenID を使ってログインすることができます。
2 . リモートデスクトップで Alt + PrtSc と同じことをするには(3308)
3 . RDP のプロトコルを TCP だけに変更する(2534)
4 . 「日次」は「にちじ」じゃない?(2366)
5 . リモートデスクトップで Ctrl + Alt + Del キーを送信するには(2274)