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2012/10/28

旧古河庭園の秋のバラフェスティバル 2012




どうしても先日買った互換バッテリーのテストがしてみたかったので、近場でカメラが使える場所ということで何かいいところがないか探してみたら、近くにある旧古河庭園*1で秋のバラフェスティバルが行われているが分かったので、出かけてきました。あいにくの曇り空でいつ雨が降り出してもおかしくない天気でしたが、なんとかもってくれました。
武蔵野台地の斜面と低地という地形を活かし、北側の小高い丘には洋館を建て、斜面には洋風庭園、そして低地には日本庭園を配したのが特徴です。
この庭園はもと明治の元勲・陸奥宗光の別邸でしたが、次男が古河財閥の養子になった時、古河家の所有となりました。尚、この当時の建物は現存していません。
現在の洋館と洋風庭園の設計者は、英国人ジョサイア コンドル博士(1852~1920)です。博士は当園以外にも、旧岩崎邸庭園洋館、鹿鳴館、ニコライ堂などを設計し、我が国の建築界に多大な貢献をしました。
日本庭園の作庭者は、京都の庭師植治こと小川治兵衛(1860~1933)であり、彼は当園以外にも、山県有朋の京都別邸である無鄰菴、平安神宮神苑、円山公園、南禅寺界隈の財界人の別荘庭園などを作庭し、造園界に多大な貢献をしました。
近くにある六義園には何度も足を運んだことがあるのですが、旧古河庭園に来たのは始めてです。園内は日本庭園と洋館とバラ園という和洋折衷の面白い取り合わせになっています。バラフェスティバルは今日までなので、既に見頃が過ぎているのかなとちょっと心配しましたが、そんなこともなく楽しめました。
あまりバラの品種には詳しくなかったのでよく知らなかったのですが、多様な品種があることに驚かされます。写真の練習にはもってこいの場所なので、大きなカメラを持った人で混み合っていました。普通の人もケータイで撮りまくってました。雨が降ってきたら傘差しながらでいいやということで、取り回しに難があるマクロレンズを持って行かなかったのが最大の失敗でしたね。
春はまた別のバラが咲くようなので、忘れていなければ春にも来てみたいですね。
- *1: 旧古河庭園パンフレット(PDF)
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