- blogs:
- cles::blog

嚴島神社と大鳥居と潮の干満




まだ朝早いですが、行きのフェリー内で拝観可能な時間を調べたところ、朝6時半から可能ということでまずは嚴島神社に向かうことにしました。
推古天皇元年(593)、佐伯鞍職[さえきくらもと]によりご創建と伝えられています。
説は、色々ありますが、「いつき島にまつれる神」という意味から、「伊都伎島[いつきしま]大明神」、「厳嶋神社」等呼称され、現在は、「嚴島神社」となっています。
原始宗教のなごりで、島全体が神の島として崇められていましたので、陸地では畏れ多いと海中に社が建てられました。
† 約束が違った・・・・
海岸沿いの道をあるきながら様子がちょっと変な事に気づきます。嚴島神社と言えば海の中にある神社、大鳥居も海の中にあって・・・というイメージ*1だったのですが、目の前に見えてくる嚴島神社には明らかに水がないのです。
ここで、出発前に干満の時刻を調べてなかったという重大なことに気づきます。まぁでもこれはどうしようもないので、干潮時は干潮時で歩いて大鳥居までいけてそれはそれで面白そうと前向きに捉えて、まずは大鳥居に歩いて行ってみました。
ちなみにこの日の干潮・満潮の時刻は05:38、18:15と 12:19、23:50で*2、大鳥居の前についたのがちょうど朝の7時半頃ですから、この時間帯は満潮に向かって少しずつ潮が満ちてきている時間帯でした。
この時点ではかなり失敗したと思いましたが、あとからこの時間に拝観しておいてよかったという出来事が起こります。
† 拝観しておみくじを引いたりしてみる
大鳥居まで行ったので、つぎは本殿を拝観します。
やっぱり水がないのでちょっと変な感じがしますが、鏡の池や卒塔婆石のように潮が引いていないと見えないものもあるので結果としては良かったということになりました。
† 劇的ビフォーアフター
弥山登山に出かけて昼頃に戻ってきてみると、嚴島神社は全く趣が違う様子になっていて驚きました。
大鳥居は完全に海の中になっているだけでなく、本殿のところまで潮が満ちてきていて、鏡の池や卒塔婆石は海水に完全に隠れて見えなくなっています。これこそ僕がイメージしていた嚴島神社でした。単なる偶然でしたが、干潮と満潮時のどちらも見ることができたのは、かなり運が良かったんでしょうね。
- *1: というか、そういう写真しか見たことがなかったので、無条件にそういうものだと思っていた。
- *2: 厳島(宮島)の潮の干満と日出日入表
このエントリへのTrackbackにはこのURLが必要です→https://blog.cles.jp/item/5334
古いエントリについてはコメント制御しているため、即時に反映されないことがあります。
コメントは承認後の表示となります。
OpenIDでログインすると、即時に公開されます。
OpenID を使ってログインすることができます。
2 . 福岡銀がデマの投稿者への刑事告訴を検討中(110620)
3 . 年次の人間ドックへ(110250)
4 . 2023 年分の確定申告完了!(1つめ)(109793)
5 . 三菱鉛筆がラミーを買収(109690)