- blogs:
- cles::blog
2013/04/01
ssh でリモートフォワード (-R) したポートを他のマシンからアクセスできるようにする
ssh
ssh でローカルフォワード (-L) したポートを他のマシンからもアクセスできるようにするには、-g オプションをつけてやればいいわけですが、リモートフォワード (-R) したポートを他のマシンからアクセスできるようにするには sshd_config の設定を変更する必要があった*1のでメモ。
結論から述べると、sshd 側の設定ファイルにある GatewayPorts を下記のように変更する必要があります*2。
/etc/ssh/sshd_config
....
# 接続時に指定されたアドレスをバインドする場合
GatewayPorts clientspecified
# 無条件に全てのアドレスをバインドする場合
GatewayPorts yes
....
この設定を反映させた状態で例えば下記のようなポートフォワードを行うと localhost:10443 のサービスが、 example.jp:8443 から使えるようになります。
ssh -t -N -R192.168.1.1:8443:localhost:10443 user@example.jp
以下、設定メモ。
† GatewayPorts no の場合はどうなるか
GatewayPorts のデフォルト値は no ですが、この状態だとインターフェイスの指定(前述の例だと192.168.1.1)の指定に関わらず、ループバックアドレス(127.0.0.1:8443, ::1:8443)がバインドされてしまい、この状態では他のホストからはアクセスできません。
$ netstat -nlp | grep 8443
tcp 0 0 127.0.0.1:8443 0.0.0.0:* LISTEN 23468/sshd
tcp 0 0 ::1:8443 :::* LISTEN 23468/sshd
GatewayPorts が clientspecified の場合には下記のように指定したIPのみがバインドされます。
$ netstat -nlp | grep 8443
tcp 0 0 192.168.1.109:8443 0.0.0.0:* LISTEN 23482/sshd
トラックバックについて
Trackback URL:
お気軽にどうぞ。トラックバック前にポリシーをお読みください。[policy]
このエントリへのTrackbackにはこのURLが必要です→https://blog.cles.jp/item/5699
Trackbacks
このエントリにトラックバックはありません
Comments
愛のあるツッコミをお気軽にどうぞ。[policy]
古いエントリについてはコメント制御しているため、即時に反映されないことがあります。
古いエントリについてはコメント制御しているため、即時に反映されないことがあります。
su3
(2013/04/15 11:31)
<%HatenaAuth()%>
助かりました。ありがとう!
Comments Form
コメントは承認後の表示となります。
OpenIDでログインすると、即時に公開されます。
OpenID を使ってログインすることができます。
サイト内検索
検索ワードランキング
へぇが多いエントリ
閲覧数が多いエントリ
1 . アーロンチェアのポスチャーフィットを修理(115318)
2 . 福岡銀がデマの投稿者への刑事告訴を検討中(113725)
3 . 年次の人間ドックへ(113048)
4 . 2023 年分の確定申告完了!(1つめ)(112621)
5 . 三菱鉛筆がラミーを買収(112492)
2 . 福岡銀がデマの投稿者への刑事告訴を検討中(113725)
3 . 年次の人間ドックへ(113048)
4 . 2023 年分の確定申告完了!(1つめ)(112621)
5 . 三菱鉛筆がラミーを買収(112492)
cles::blogについて
Referrers