BLOGTIMES
2014/02/21

過去のインターネット白書で、インターネットの歴史を振り返る

  earthquake  report  ebook 
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1996年から2012年までの17年分のインターネット白書がインターネット白書ARCHIVESで公開されたようなのでメモ。
インターネット動向についての引用源として卒論などでお世話になった人も多いのではないかと思います。

インプレスR&D、17年分の「インターネット白書」バックナンバーを無料公開 -INTERNET Watch

「インターネット白書」は、1996年に創刊、年1回発行を続けてきた書籍年鑑。「インターネット白書ARCHIVES」は、1996年版から2012年版までの「インターネット白書」を、無料で閲覧できるWebサービス。号ごとに目次から閲覧できるほか、単語による全文検索も行える。
インプレスR&Dでは、「日本のインターネットの黎明期からの技術、産業、市場動向、社会との関係などの変化を読み取ることができます。ますます重要性を増しているインターネットの進展と、今後の社会の発展に寄与できればと願います」とコメントしている。

例えば最初の年である 1996 年版を開いてみると、95年1月の阪神大震災のについて述べられている節が見つかります。東日本大震災では TwitterGoogle Person Finder が情報交換の要になったりしましたが、96年当時はは専用の www や NetNews が新しく立ち上がったことが取り上げられています。非IP接続ユーザー(いわゆるパソコン通信)の人が多くいたというのも時代を感じさせますね。この頃は緊急地震速報ができたり、携帯電話が一般化したり、地震が起きたら数分後には Yahoo! のトップに災害情報が出たりするようになるとは夢にも思っていませんでした。

阪神大震災でインターネットの果たした役割*1

阪神・淡路大震災では、電話回線が大きな被害を受けたのに対して、インターネット(専用線)はそれほど被害を受けなかった。このために、地震直後はデマに惑わされないよう適切な情報を速やかに提供しようという動機から、多くの人たちがインターネットで自発的にさまざまな情報提供活動を開始した。
たとえば(1)奈良先端科学技術大学院大学が地震情報を提供する最初のWWWサーバーを立ちあげ、それに続いて、神戸市外国語大学がすぐに被災地からの情報の発信を始めた。(2)多くのボランティアにより、報道された死亡者リストがオンライン化された。NTT基礎研究所は日本語文字放送で流された死亡者リストをWWWサーバーで提供し、大阪大・奈良先端大・朝日放送グループは、さまざまなデータを基に、データの信頼性を上げる努力も行った。(3)筑波大学は地震発生直後から地震情報を英語で海外に発信。(4)NetNews*では「fj.misc.earthquake」が緊急措置として作成されパソコン通信との情報交換の場ともなった。(5)非IP接続ユーザー*へのメールによる問い合わせサービスが行われた−などである.

古き良きインターネット時代を振り返りたい方は是非。


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