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2015/12/13

群馬にある蛇専門研究機関「スネークセンター」

  gunma  museum  研究機関 
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スネークセンター入口 - 群馬にある蛇専門研究機関「スネークセンター」ハブ - 群馬にある蛇専門研究機関「スネークセンター」
ニホンマムシ - 群馬にある蛇専門研究機関「スネークセンター」ヤマカガシ - 群馬にある蛇専門研究機関「スネークセンター」
アオダイショウ - 群馬にある蛇専門研究機関「スネークセンター」骨格標本 - 群馬にある蛇専門研究機関「スネークセンター」
押収ヘビ!? - 群馬にある蛇専門研究機関「スネークセンター」トウブグリーンマンバ - 群馬にある蛇専門研究機関「スネークセンター」
ウラコアガラガラヘビ - 群馬にある蛇専門研究機関「スネークセンター」入場料について - 群馬にある蛇専門研究機関「スネークセンター」

今日は群馬のB級スポットとして名高いジャパンスネークセンターに行ってきました。日本唯一の蛇専門のテーマパークらしいです。入口の見た目から非常にゆるい感じがしますが、正式名称は日本蛇族学術研究所であり、日本では数少ないヤマカガシの血清を保有していたり、蛇の咬傷に関する治療のアドバイスに24時間応じている*1など、研究機関としての硬派な側面も持っています。

入口で入場料を払うと、既に採毒室でハブの採毒実演が始まっているというので、急いで採毒室へ。既に採毒は終わってしまっていて、台の上には毒を採られてしまったハブが鎮座していました。研究機関らしく白衣の研究員の方が毒について解説してくれますが、ハブの毒はマムシの毒よりも弱いものの、毒液の量が多いので注意が必要とのこと。

まずは採毒室へ・・・・

ハブの次は本州で会える毒蛇ということで、短くてずんぐりしたニホンマムシと、ちょっとカラフルなヤマカガシが登場。基本的にこれらの蛇は自分から人間を襲ってくるということはないそうです。特にヤマカガシは手で触っても噛みついてくることは滅多にないということで、実際に手に乗せながら解説を行っていました。じゃあどんな場合に噛まれるかというと、落ち葉の上で知らずに踏みつけてしまうというのが一番多いパターンだそうです。

毒蛇の解説が終わった後は、アオダイショウとのふれ合い体験。野生のアオダイショウは人が触ったりすると臭い匂いを出したりするようですが、このヘビのように幼蛇の頃から人が十分触って育てたアオダイショウであればそういうことは無いそうです。ただ、ヘビには人に慣れるという概念や知能はなく、日常的に人に触られることでそれが危険ではない、というくらいの認識しかできないとのこと。思ったよりもさらさら、すべすべしていて、ヘビ革の財布やベルトと同じようなさわり心地でした。

ちなみにヘビに噛まれたときは、咄嗟に手を引っ張ってはいけないとのこと。牙が鋭いので手を引くと、刺さった牙で肉が切れてしまうそうです。噛まれたらグッと我慢して牙を外すのがコツとのこと。

熱帯ヘビ類温室には押収ヘビが・・・

採毒室を出て、熱帯ヘビ類温室へ行ってみると、あちこちに「押収ヘビ」というラベルが貼られています。そういえば、昔、飼っては行けない毒蛇を飼っていた飼い主がうっかり噛まれて119番して捕まったという事件*2がありましたが、こういった事件で警察が押収した毒蛇などがここで保護されているようです。

蛍光グリーンの綺麗な蛇を見ていると、確かにこれは毒蛇でもちょっと魅力的に思えてくるから不思議です。

毒ヘビ温室では蛇の食事タイムが・・・

ランチを終えて、毒蛇のランチタイムを見学。蛇は神経質な動物ということで、餌やりの前に注意事項の説明があり、蛇への刺激を避けるためなるべく動かないように言われます。餌は冷凍のネズミですが、毒蛇と無毒蛇で行動が違います。毒蛇は牙で襲って獲物の動きを止めようとしますが、無毒蛇は毒がないので獲物に巻きつくことによって獲物の動きを止めようとします。ちょうど僕の目の前ではウラコアガラガラヘビがゆっくりと獲物を飲み込んでいきました。基本的に丸呑みです。

思っていたよりも本格的な施設なので、意外と楽しめると思います。


こんな記事もあります 「毒ヘビ 咬傷 毒蛇
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