BLOGTIMES
2018/12/06

CentOS 7 で C++14 対応の gcc が使いたかったので・・・

  centos7  cpp 
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nghttp2 は v1.35 からコンパイラが C++14 に対応していないとコンパイルできなくなってしまったので、CentOS 7 でビルドするためには新しい gcc を導入する必要があります。

ソースから入れてもいいのですが、後々の管理を考えると yum で入れておいた方が何かと楽なので、今回は Developer Toolset 7 を使うことにしました。
以下の通り、簡単なコマンドですぐに導入できます。

# インストール yum install centos-release-scl yum-config-manager --enable rhel-server-rhscl-7-rpms yum install devtoolset-7

Developer Toolset 7 を有効にすると GCC は以下のように標準の 4.8.5 から 7.3.1 に切り替わります

$ gcc --version gcc (GCC) 4.8.5 20150623 (Red Hat 4.8.5-36) Copyright (C) 2015 Free Software Foundation, Inc. This is free software; see the source for copying conditions. There is NO warranty; not even for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. $ scl enable devtoolset-7 bash # Developer Toolset 7 を有効にする $ gcc --version gcc (GCC) 7.3.1 20180303 (Red Hat 7.3.1-5) Copyright (C) 2017 Free Software Foundation, Inc. This is free software; see the source for copying conditions. There is NO warranty; not even for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.

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