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2022/05/24

学級閉鎖の影響が大きいのは低所得家庭の男子小学生




独立行政法人経済産業研究所(RIETI)のプロジェクトが、学級閉鎖による学力への影響が大きいのは低所得家庭の男子小学生であるという論文を公表していたのでメモ。
調査自体は新型コロナが始まる前のインフルエンザによる学級閉鎖を対象に行われたものですが、学級閉鎖による学力への影響が世帯所得の違いによって異なるというのはなかなか興味深いですね。
- Masato OIKAWA, Ryuichi TANAKA, Shun-ichiro BESSHO, Akira KAWAMURA, Haruko NOGUCHI, "Do Class Closures Affect Students' Achievements? Heterogeneous effects of students' socioeconomic backgrounds," RIETI Discussion Paper Series, 22-E-042, May 2022.
学級閉鎖で学力低下は「低所得家庭の男子小学生だけ」。少人数学級やベテラン教員の指導で影響緩和も【東大・早大教授ら分析】 | ハフポスト NEWS
就学援助を受給する低所得の家庭に育つ小学生の男子児童だけ、算数の点数が低下することが明らかになった。研究チームによると、年収400万円前後よりも低い家庭が当てはまるという。中でも、閉鎖前の成績が低い児童への影響が特に深刻だった。
学級閉鎖の平均日数は2〜3日だった。研究チームによると、この間に受けられなくなる算数の授業時間は約2時間。このわずかな損失で、低所得層の男子小学生は「1年間の学習の約5%を失ったと解釈できる」(研究チーム)という。
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