BLOGTIMES
2011/01/05

クーポンサービスの使いこなし方?

  marketing 
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クーポンサービスに対して自分があまりいい印象を持たないのは、通販ブームの時と同じように「結局、場を提供する側ばかりが儲かるゲームなんじゃないだろうか?」という観念を打ち破るものが、自分の中から沸いてこなかったというのが大きいのですが、そんな状況に一石を投じるエントリを見つけたのでメモ。

Groupon型サービスについて考えてみた(その2) - @hitoshi annex

このように、アップサイドに上限がある以上、実は飲食店にとって大切なのは「いかにダウンサイドのリスクを減らすか」になるわけです。これは言い換えれば「空席を減らす」ことが大切だということですね。空気を座らせておくくらいなら、割引きしてでもお客様に来てもらった方が良い。

そして実はGroupon型サービスはこの「空席を減らす」ことに絶大な威力があるわけでして、その辺のニーズにしっかりと応えることができたサービスが生き残っていくのではないでしょうか。

サービスの安直な利用法に対する疑問点とそれにまつわる問題点を列挙しつつ、ビジネスにプラスに働くセグメントがどこなのかを冷静に分析しているこのエントリは非常に参考になります。

過去、自分が通販事業に関わっていたとき、自分にもうちょっとこういうセンスがあれば結果が違っていたのかなと思うと正直悔しい気持ちで一杯です。当時は疑問を感じつつも、何をしたらいいか分からず、仕掛けるものの結果的には流されるがままという感じでしたが、こうやって自分でサービスの本質的な良さを一つずつ見いだしていかないといけなかったんだということを思い知らされました。


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