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2012/08/08

小中学生は観察・実験の分析苦手?

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2012年度 全国学力テストの結果が公表されていた*1*2のでメモ。

観察・実験の分析苦手=初の理科、小中で課題―順位は固定化傾向・学力テスト (時事通信) - Yahoo!ニュース

文部科学省は8日、4月に小6と中3(各約30%抽出)を対象に行った第5回全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。初めて実施した理科では、観察や実験の結果を分析し、解釈や説明をさせる問題で小中とも正答率が低い傾向が出た。
 都道府県ごとの平均正答率では、秋田や福井などの上位層、沖縄など下位層に大きな変動はなかった。一方、最上位と最下位の正答率の開きは全体的に小さくなり、同省は学力格差が縮小したとみている。

結果については平成24年度 全国学力・学習状況調査 調査結果のポイントを読めば全容が理解できるようになっています。
職業柄、理科コンピュータなどを活用した教育の部分が気になるのでちょっと目を通してみました。

平成24年度 全国学力・学習状況調査 調査結果のポイント(PDF), pp.59-60

(理科の指導として,)
○ インターネットを活用した授業を行った
・小学校:約80%(国語:約47%,算数:約35%)
・中学校:約51%(国語:約18%,数学:約23%)
平均正答率が5ポイント以上全国平均を上回る学校(A群)の方が,5ポイント以上全国平均を下回る学校(B群)より,理科の指導として,インターネットを活用した授業を行ったと回答している割合,発表や自分の考えを整理する際に,児童生徒がコンピュータを使う学習活動を行ったと回答している割合が高い傾向が見られる。

インターネットを活用した授業というのは当たり前になってきつつあるようですね。
正答率的な所から見ると、先生が使っているかではなく、生徒が使っているかというのがポイントというのも興味深いです。


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