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2013/08/13

けんちん汁発祥の地へ


北鎌倉から鎌倉方面に向かって歩いて行くと鎌倉五山の筆頭である巨福山建長興国禅寺(建長寺)*1にたどり着きます。最近は寺院がウェブページを持っているのは普通になりつつありますが、建長寺は Twitter アカウント*2があったりとちょっと先進的な感じですが、こちらも大徳寺や円覚寺と同じく臨済宗建長寺派の大本山で、開基は鎌倉幕府5代執権北条時頼とこちらも由緒正しいお寺です。
もともと精進料理だったけんちん汁(建長汁)の発祥の地としても有名ですね。寺院に寄宿していたときに建長寺でも修行していたことがある老師が本場仕込み?のけんちん汁を作ってくれたことがあったことを思い出します。「けんちん汁には何で具がたくさん入っているのか」と尋ねたことがあるのですが、修行僧の食事は一汁一菜が基本なので、おかずの少ないからと言われたことがあります。臨済宗は「このはしわたるべからず」に対して「真ん中を渡ってきました」という宗派ですから、汁物に具を沢山入れてはいけないとは言われていないということになるのでしょうね。
法堂の天井画の雲龍図が鮮やかなのでちょっと驚きましたが、パンフレットによると 2003 年に横川電気の寄進で描かれた新しいもののようです。例によって専門道場の入り口となる嵩山門から先は拝観謝絶。ちょうど嵩山門は修理中でしたが、柱には碧巌録提唱という看板が掛かっているのが確認できました。碧巌録もちょっと読んでみたことがあるのですが、難解すぎてどうにもならなかったという思い出しかありません。
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