BLOGTIMES
2014/10/25

Device or resource busy な cifs 共有を強制的にアンマウントする

  linux 
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Windows の共有を Linux からマウントしていたのですが、先に Windows 側の電源を切ったら Linux 側は下記のエラーが出てアンマウントできなくなってしまいました。仕方がないのでエラーメッセージに従って umount の man を眺めてみると -l オプションがあることを発見。これを使ってみたらすんなりアンマウントできました。

# umount /mnt/smb unmount error 16 = Device or resource busy Refer to the umount.cifs(8) manual page (man 8 umount.cifs)

強制アンマウントではないみたい

強制 (force) であれば -f オプションなので、この -l は何なのかと思ったら、遅延 (lazy) でした。man を読む限りは、デバイスもしくはリソースはすぐに見えなくなるけれども、実際にアンマウントされるのはすべての参照がなくなったときになるというオプションのようです。ファイルの unlink などと同じような動きでしょうか。Linux ではファイルを開いているプロセスが存在している間は、他のプロセスから unlink を使ってファイルを削除しても、開いているプロセスからはそのまま使い続けることができ、すべてのプロセスからファイルが閉じられたらそのときにファイルが削除されるという動作をします。

Man page of UMOUNT

-l lazy アンマウント。 現在のファイルシステムの階層構造から指定されたファイルシステムを切り離し、 ファイルシステムへの全ての参照が busy でなくなった時点ですぐに整理する。 (カーネル 2.4.11 以降である必要がある。)

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