BLOGTIMES
2014/11/19

無料の証明機関ができるかも

  ssl  letsencrypt 
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現在、サーバを SSL 対応させるためには証明機関から証明書を買う必要があります

コマースサイトなどで実在性認証が重要な場合は別ですが、単に暗号化通信が使いたいだけの場合に個人が年間数千円~数万円を負担するとなると、サイトの年間のホスティング代よりも証明書代の方が高くなってしまいます。オレオレ証明書を使うこともできますが、その場合はブラウザから警告が出るので、このような証明書は一般公開するような用途には向きません。

このような問題を解決する無料で使える証明機関を作ろうという Let's Encrypt というプロジェクトが始まるようです *1

やっと、ついに、誰もが無料でHTTPSを使えるようになる!…MozillaやEFFが共同プロジェクトを立ち上げ - TechCrunch

でも、このままでよいわけではない。もうじき、MozillaとCisco、Akamai、Electronic Frontier Foundation(EFF)、IdenTrust、およびミシガン大学の研究者たちが作った研究グループInternet Security Research Groupが、Webのドメインを持っている者なら誰もが無料で利用できる証明機関を創設する。サービスの供用開始は、来年の夏を予定している。

登場は 2015 年の夏なのでちょっと先のことになりますが。楽しみですね。


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