BLOGTIMES
2016/01/15

OpenSSH クライアントの脆弱性に注意 (CVE-2016-0777, CVE-2016-0778)

  ssh  teraterm 
このエントリーをはてなブックマークに追加

OpenSSH のクライアントに含まれているローミング機能に脆弱性*1*2*3が見つかったようなのでメモ。以下によると config に UseRoaming no という記述を加えればローミングが無効化できるので脆弱性を回避することができるようです。ただ、ドキュメントに書かれていないオプション(undocumented option)と書かれているのでちょっとイヤな感じがしますね。

Roaming through the OpenSSH client: CVE-2016-0777 and CVE-2016-0778 - Qualys Security Advisory

1. The vulnerable roaming code can be permanently disabled by adding the undocumented option "UseRoaming no" to the system-wide configuration file (usually /etc/ssh/ssh_config), or per-user configuration file (~/.ssh/config), or command-line (-o "UseRoaming no").

ちなみに、僕も愛用している teraterm は「Roaming 機能を実装していないため、この脆弱性の影響を受けません。*4とのこと。


トラックバックについて
Trackback URL:
お気軽にどうぞ。トラックバック前にポリシーをお読みください。[policy]
このエントリへのTrackbackにはこのURLが必要です→https://blog.cles.jp/item/8205
Trackbacks
このエントリにトラックバックはありません
Comments
愛のあるツッコミをお気軽にどうぞ。[policy]
古いエントリについてはコメント制御しているため、即時に反映されないことがあります。
コメントはありません
Comments Form

コメントは承認後の表示となります。
OpenIDでログインすると、即時に公開されます。

OpenID を使ってログインすることができます。

Identity URL: Yahoo! JAPAN IDでログイン