BLOGTIMES
2016/07/07

Solaris マシンの NIC の PVID を変更する

  solaris  networking 
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Solaris マシンでインターフェースに VLAN_ID が 1 の VLAN を切ろうとすると以下のように怒られてしまいます。
エラーを見る限りではデフォルトの Tag ID の VLAN は切れないよということなので、インターフェースの PVID を切り替える方法を調べてみました。

# dladm create-vlan -l ixgbe0 -v 1 dladm: VLAN over 'ixgbe0' may not use default_tag ID (see dladm(1M))

マニュアルをあちこち調べてやっとやり方を発見。
以下にあるように Solaris のインターフェースの PVID はリンクプロパティの default_tag で設定できるようです。

VLAN のデプロイの概要 - Oracle Solaris 11.3 でのネットワークデータリンクの管理

デフォルトでは、各ポートにはポート VLAN ID と呼ばれる VLAN ID があります。この VLAN ID に属するパケットは VLAN タグでタグ付けされません。Oracle Solaris では、データリンクのプロパティー default_tag を使用してインタフェース上のポート VLAN ID を表示および変更できます。

というわけで、インターフェースの PVID を変更してから新しく VLAN を切ってみたところ無事成功しました。

# dladm set-linkprop -p default_tag=999 ixgbe0 # dladm create-vlan -l ixgbe0 -v 1 # dladm show-vlan LINK VID OVER FLAGS ixgbe1000 1 ixgbe0 -----

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