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2016/10/30

まさかのサプライズ!?XC-2 の試験飛行(2016 岐阜基地航空祭)






航空祭の飛行展示は飛ばす機材の都合があり、アクシデントでプログラムの内容が削減されることはあっても、増えるというサプライズは通常ありません。
これについてはだれもが承知の上で見ているわけですが、ちょうど僕の席の後ろに座っていた2人が以下の会話をしていたときでした。
「XC-2 とかサービスで飛ばしてくんないかなぁ。サプライズで。」
「XC-2って何?」
「C-1の後継の新しい国産輸送機。」
「飛ばすんだったらプログラム乗せるでしょ。」
「そうだよなー。じゃあ、俺、いまのうちに飯食っとくわ・・・・」
(焼きそばを食べる音)
その会話が終わるか終わらないかのうちにプログラムに載っていない T-4 が1機離陸していきます。慌ててイベントプログラムを確認しますが、次の異機種小編隊は 1000 から。通常プログラムは前倒しされることはないので、おかしいなと思っていた次の瞬間、目の前に飛び込んできたのは赤と白のカラーリングの双発の輸送機。
そう、 XC-2 でした。あくまで通常の試験飛行という位置づけなのでプログラムには掲載されていなかったようです。というわけで、最初に離陸した T-4 は随伴機。MRJ の初飛行のときもそうでしたが試験飛行の際には随伴機が寄り添って飛ぶのがルールのようです。
ちなみに後ろの2人は焼きそばに夢中で、シャッターチャンスを逃してしまったようです。。。。。。
† 試作機だけど量産仕様?
試作機なので機体には航空自衛隊ではなく、防衛装備庁の文字とロゴが入っています。XC-2 は試験中に強度不足で扉が破損したことが報道されていましたが、調べてみたら胴体は量産仕様に交換されていました。
防衛装備庁 : 次期輸送機試作1号機の機体受領について
防衛装備庁は、平成26年1月、機体構造の地上試験中に発生した不具合対策として、平成26年11月以降、試作1号機に対し量産機と同じ胴体への交換作業を実施してきました。このたび、作業が完了し、平成28年2月24日、川崎重工業株式会社岐阜工場において防衛装備庁をロゴをまとった試作1号機を受領しました。
ちなみに量産初号機(68-1203)の方はエプロンに地上展示されていました。
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