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2019/12/22

フラット35の不正利用が問題に

  banking 
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フラット 35 を投資用不動産のローンとして使ってしまうという不正利用が問題になっているようなのでメモ。
まず確認しておきたいのは、フラット 35 に限らず、そもそも住宅ローンは投資用不動産には使えないという事実です。

サイトにもちゃんと使途の制限が書いてあります。

【フラット35】ご利用条件:長期固定金利住宅ローン 【フラット35】

お申込ご本人またはそのご親族の方がお住まいになる新築住宅の建設・購入資金または中古住宅の購入資金

これについては銀行の住宅ローンも同様で、例えば三菱 UFJ 銀行の場合には以下のように書かれています。

ネット専用住宅ローン 「変動金利選択プラン」

ご自身がお住まいになる住宅の建築・購入・増改築資金、住宅ローンの借替資金・借り替えに伴う諸費用。

ローン審査時の虚偽は期限の利益の喪失を意味しますから、当然一括返済になるわけで、この問題は根本的にリテラシーの問題なんですよね。もちろん、そういうのを利用する業者が一杯いるというのがさらに問題なんですけれども。

フラット35不正利用 一括返済要請に「自己破産しかない…」 - 毎日新聞

住宅金融支援機構が提供する自己居住物件用の長期固定金利型住宅ローン「フラット35」が投資用物件に不正利用された問題で、機構による一括返済を求める動きが本格化している。フラット35が投資目的に使えないことを知らなかった利用者もおり、「自己破産するしかない」と困惑の声が漏れている。


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