BLOGTIMES
2005/07/18

自由と無償

  licence 
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どちらもフリー(Free)。
でも意味は根本的に違うところが厄介者で、ライセンスに絡むといつも頭が痛いです。

先日、仕事でメールフォームを表示するウェブアプリが至急必要ということで公開されているメールフォーム用のウェブアプリを探したのですが、公開されているアプリで自由に使えるものがかなり少ないことにちょっと驚きました。

結局、探すのが面倒になってしまって、その場は自分のライブラリ*1を使ってしのぎましたが、個人的には小さなウェブアプリにプロプライエタリなライセンスを適用する意味がどこにあるのかちょっと理解に苦しみます。

自由でないということ

このあたりの概念はWikipediaのフリーソフトウェアが詳しいですが、要はライセンスに何らかの制限がついているということです。

よくあるパターン

よくあるパターンとしては、人から対価を得るために使ってはいけない(商用禁止)などの「使途制限」、指定されたバナーの貼り付け、リンクの強要のような「宣伝条項」、第三者への配布を認めない「配布制限」、内容の解析を禁じる「リバースエンジニアリング禁止」などが主なものでしょうか。

でも、押し売りもいまひとつ・・・

でも、フリーだったら何でもよいのかといえばそれは間違っているわけで。個人的にはGPLは自由の押し売りのような気がしないでもないです。

  • *1: BSD Styleのライセンスのつもり。

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