BLOGTIMES
2004/04/14

インターネット技術ってなんだろう?

 
このエントリーをはてなブックマークに追加

MOTの講義に「インターネット技術」という科目があるんだけど、よく考えてみるとそもそもインターネット技術ってどんなもののことをいうのだろうか?と講義を受けながらふと考えた。

そういう意味では文章の書き出しによく出てくる高度情報化社会なんていうのも同じようなものかもしれない。

文意どおり解釈

純粋にインターネットを構成している技術ということであればIP技術とその周辺技術のことになるだろうか。でも、インターネットと聞いて純粋に情報通信網のことを意識する人なんてあまりいないだろう。

MOTの科目はおそらく文科省ウケするように作られているはずなので、審査した文科省の人もそういう風には捉えないだろう。

セキュリティ問題

インターネットというとクラッキングとかウィルスとかそういうことを思い浮かべる人は結構多いらしい。つないでいるとなんか危ないことが起こるようなイメージのようだ。

最近ウィルスとか、情報漏えいとかそういう問題が多いからなんだろうけど、これらはインターネットの問題というより、ある程度まではリテラシーの問題なので、それを一言でインターネットの問題といわれてはインターネットも迷惑だろう。

もちろんそういうことをやろうとする人がいることは否定しないのだが、それは実社会においても同じこと。悪意を持った人間が近くにいないということは絶対にありえないだろう。

よくわからないけど華やか?

インターネットバブルがはじけてようやく沈静化してきたけど、インターネットを利用したサービス開発をしているというだけでヒーローみたいに扱われていた時代もあったわけで、そのときのイメージを持ち続けている人も多いみたい。

最近はユビキタスなんていわれているところがそんなもんなんじゃないだろうか。

結局なんだろう

インターネットという言葉は人によって様々な意味合いがあると思うけれど、社会に対して大きなムーブメントを起こしたということは間違いないだろう。

そのムーブメントの影響は人によってまったく異なったところに出ているわけで、人々も注目も本質的なことよりも、それによって引き起こされた事象についてのイメージが強いということではないだろうか。光と影で言えば、影の部分が注目されているし、マスコミの内容も大概そういう切り口になっている。

そう考えればインターネット技術について個人個人の見解があってもなんら不思議はない。ただ講義がちゃんとまとまったものになるかどうかということについては先生の腕次第といったところなのでその辺はお手並み拝見といこう思う。


    トラックバックについて
    Trackback URL:
    お気軽にどうぞ。トラックバック前にポリシーをお読みください。[policy]
    このエントリへのTrackbackにはこのURLが必要です→https://blog.cles.jp/item/125
    Trackbacks
    このエントリにトラックバックはありません
    Local Trackbacks
    ITプロジェクトの見積もりはほとんどが類推法なんじゃないかと先日のMOTのケーススタディのときにも思ったのですが、まさにそれを裏付ける調査結果が日経ITProから出ていますね。 【結果発表】大半は「勘」や...
    (2004-09-10)
    Comments
    愛のあるツッコミをお気軽にどうぞ。[policy]
    古いエントリについてはコメント制御しているため、即時に反映されないことがあります。
    コメントはありません
    Comments Form

    コメントは承認後の表示となります。
    OpenIDでログインすると、即時に公開されます。

    OpenID を使ってログインすることができます。

    Identity URL: Yahoo! JAPAN IDでログイン