BLOGTIMES
2008/07/25

BINDを9.5系にアップデート

  jpcertcc  bind 
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BINDにDNSキャッシュポイズニングの脆弱性があるということなので9.5.1b1にアップデートしました。確かに最近BIND関連はmessagesに変なログが残ったりしてるんで、ちょっと心配ではあります。

脆弱性の詳細はセキュリティーホールメモにまとまっていますが、とりあえずJPCERT/CCからのアラートはこんな感じ。

http://www.jpcert.or.jp/at/2008/at080014.txt

DNS プロトコルと複数の DNS サーバ製品にはキャッシュポイズニング攻撃 を許す脆弱性があります。この脆弱性が使用された場合、遠隔の第三者によっ て DNS キャッシュサーバが偽の DNS 情報で汚染される可能性があります。

例によってFC10用のrpmをリビルド*1してインストールしています。9.4から9.5へのアップデートでしたが、confの変更をしなくても問題はありませんでした。最後にDNS設定のチェックサービス問題がないことを確認しました。

ログがたくさん出るので・・・

アップデート自体は特に問題なくできたのですが、下記のようなログが大量に出るようになってしまったので、設定にEDNS関連のログが出ないように設定を追加しておきました。

too many timeouts resolving 'example.com/PTR' (in 'example.com'?): disabling EDNS

/etc/named.confへの追加分

logging { category edns-disabled { null; }; };
  • *1: specはSDBとipv6をdisableにしています。

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