BLOGTIMES
2009/02/16

vfatでマウントすると大文字が小文字になってしまう

  linux  systemmanagemant 
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LinuxでUSBHDをマウントすると、大文字が小文字に勝手に変換されていることがあって困っていたのですが、某筋から「どうやらマウントオプションの設定の問題のようです」という話を聞いたので、manで調べてみたらあっさりとそれらしきマウントオプションを発見。今や過去の遺物となってしまった8.3形式ファイル名に起因しているとは・・・・・ちょっと脇が甘かったようです。

man mount(抜粋)

vfat のマウントオプション

shortname=[lower|win95|winnt|mixed]
8.3 形式の文字列に合うようなファイル名を生成したり表示したりする動作を定義する。ファイルにロングネームがある場合は、いつでも指定された動作で表示する。以下の 4 つのモードがある:

lower ショートネームを表示する際に小文字にする。ショートネームに小文字が含まれる場合は、ロングネームで生成する。
win95 ショートネームを表示する際に大文字にする。ショートネームに小文字が含まれる場合は、ロングネームで生成する。
winnt ショート名をそのまま表示する。ショートネームが全て小文字または全て大文字でない場合は、ロングネームで生成する。
mixed ショート名をそのまま表示する。ショートネームに小文字が含まれる場合は、ロングネームで生成する。

デフォルトは "lower" である。

これを読む限り、shortname=winntかshortname=mixedを指定してあげると良さそうですね。
winntとmixedがどう違うのかについてはもうちょっと詳細に調べておいた方が良さそうです。

実際のマウントの例

mount -t vfat -o shortname=winnt,codepage=932,iocharset=utf8 /dev/sdX1 /mnt/usbhd

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