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2009/07/05

Mozilla Add-onsがスコアリングを導入へ

Mozilla Add-onsの運用が大きく変更されるようです。これまでは粗悪だったり、有害なアドオンが配布されないようにといエディターのレビューを受けた物以外は配布が制限されるサンドボックスモデルという運用がなされていたのですが、下記のエントリによるとそれが廃止されて、アドオンの信頼度を一定のメトリクスで定量化し、求められたスコアに基づいてアドオンの取り扱われ方が変化するというようになるみたいです。
スコアが高いアドオンほど大きな権限が与えられる仕組みであり、カテゴリー自体も新設される。たとえば、インストールにはユーザーがチェックボックスをクリックする必要があるものの、以後は自動アップデートの対象になるというカテゴリーだ。ただし、ここに振り分けられるためには、アドオン検証ツールによるチェックをパスせねばならない。
また、チェックボックスが取り払われたカテゴリー、つまり現在の正式アドオンと同じものだが、そこに振り分けられるためには、エディターのレビューを通ることが必須になるようだ。
さらに、高いスコアのアドオンは自動的に承認されるとする点も目新しい。著名なアドオン作者による人気アドオンのアップデートなら、おそらく、アドオン検証ツールが問題なしと報告すれば、そのまま承認されるのではないだろうか。
信頼度を求めるにはそれなりのユーザーベースが必要なので、ユーザーの規模が大きいMozillaだからできるアドオンの仕分け方法であるというところを差し引いても、この発想はかなり面白いと思います。というか、以前にNucleusプラグインの自動アップデートで盛り上がったときにモヤモヤして自分では結局解決する事ができなかったことに対する1つの解なんだよな。いろいろ問題はでると思いますが、ちょっとこのモデルがどのようになっていくのかは興味があります。
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