BLOGTIMES
2010/07/03

ブロードバンドは国民の権利?

 
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フィンランドが1Mb/s以上の接続事業者に義務付けるようです。

CNN.co.jp:ブロードバンド接続は国民の権利 フィンランドが法制化

フィンランド政府の発表によると、同法では通信事業者に対し、下り速度が毎秒1メガビット以上のブロードバンド接続を、適正な価格で全世帯と全事業所に提供することを義務付けた。リンデン通信相は「今後フィンランドでは、適正な価格のブロードバンド接続が全国民の基本的権利となる。国民はこの機会を活用し、居住地の通信事業者を利用してほしい」と述べた。

国の事情が違うと思うので良く分かりませんが、日本国内で現在1Mb/s以上のサービスが受けられない地域ってどれくらいあるんでしょうか。
といういことで、国内の動向をちょっと調べてみました。

まず、2006年夏に「2010年度にブロードバンド世帯カバー率を100%に、総務省が整備目標を発表」という総務省の旗振りが始まり、直近の状況はわかりませんが総務省関東総合通信局:[プレスリリース](平成20年度)の別紙によると「2008年9月現在で全国のブロードバンドの世帯カバー率(推計)は98.6%」と記載されているので、おそらく世帯カバー率としてはすでに99%を超える程度には整備が進んでいるようなので、いまさら義務付けする必要もなさそうです。

国内の目下のインフラ整備目標を確認するために、情報通信白書なんかを眺めてみると、国内のインフラについては既に世界最高水準にあるため、30Mb/s以上の超高速ブロードバンドとWiMAXなどのモバイルブロードバンドに整備の力点が移っているということのようです。


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