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rbenv で複数のrubyをインストールして切り換える

Ruby はバージョンによって微妙に挙動が違ったりするので、複数のバージョンを入れて切り換えてテストする必要があるときにはバージョンごとに VM で環境構築をしていました。最近、いろいろ調べてみたところ rbenv というツールを使えば同じマシンに ruby を複数インストールして切り換えて使うことができるようなのでちょっとインストールに挑戦してみました。
インストールしたのは、 rbenv と ruby-build の2つで、環境は CentOS 5.x 系です。
以下、インストールメモ。
† 下準備
git が必要なのでインストールしておきます。
今回は以前に EPEL を使えるようにしてあったので、yumで入れてしまいます。
† rbenv のインストール
今回のメインの rbenv をインストールします。
ほぼサイトのマニュアルに書いてある手順通りです。
† ruby-build のインストール
ruby-build を入れると rbenv install というコマンドで ruby が一撃でインストールできるようになるみたいなので先にこちらを入れてしまいます。
本来は /usr/local 以下にインストールするのが本筋のようですが、今回は rbenv と一緒のディレクトリに放り込んでしまいました。
† 個別の ruby 環境のインストール
今回は 1.9.2-p290 と 1.9.3-p0 をインストールしてみます。
コマンド一撃なので楽チンです。
† 環境を切り換えてみる
さっそく環境の切り替えをやってみます。
最初、デフォルトの環境への戻し方が分からなくて困りましたが、 rbenv global system のように system と指定すればいいようです。また、 rbenv local とすれば、そのディレクトリでは特定のバージョンを使うということもできるみたいです。ちゃんと gem の環境も切り替わってくれていますし、これは便利ですね。
† 参考
† 2014/01/05 追記
このインストール方法で構築した rbenv 環境を最新にアップデートする方法をまとめました。
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