BLOGTIMES
2012/04/02

さくらのクラウドのストレージのひっこし

  sakura 
このエントリーをはてなブックマークに追加

さくらのクラウド テンプレートイメージをアップロード - さくらのクラウドのストレージのひっこし

先日からストレージの障害が続いているさくらのクラウドですが、やっとストレージ間でのマシンの移動方法が公開されました。大事なデータは置いていないのですが、なにもしないで旧ストレージごと吹っ飛ばされても癪なので、念のため新ストレージに移行することにしました。

ご利用中のストレージから新しいストレージへのテンプレート移動について | さくらのクラウドニュース

この問題を解消すべく、本日、スナップショットのダウンロード機能をリリースし、新規の空テンプレート作成・アップロード機能を今まで通り利用可能な状態にしました。これら機能を利用することで、お客様の手動操作ではございますが、スナップショット経由でお客様が作成したサーバを新しいストレージに移動することができます。

移行方法は上記の通りやれば OK なのですが、スナップショットは vm と言う名前の拡張子もなにもないデカいファイルなのと、FTPS が Explicit モードなことには注意が必要です。例えば linux のコマンドラインから lftp を使って移行する場合は下記のような感じ(ダウンロードの場合)になります。アップロードの場合は get vm が put vm になります。

$ lftp lftp :~> set ftp:ssl-force true lftp :~> set ftp:ssl-protect-data true lftp :~> open ftp://(ユーザー名):(パスワード)@sac-is1a-ssl.sakura.ad.jp lftp (ユーザー名)@sac-is1a-ssl.sakura.ad.jp:~> get vm

あとは hostname を変える必要があるのと、 MAC Address が変わったときの処理*1を行わないと eth0 が up できないところがハマりポイントでしょうか。具体的には CentOS の場合下記のファイルを編集する必要がありました。

/etc/sysconfig/network /etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0

スナップショットをテンプレート化して、マシン複製する練習になったのでちょうど良かった・・・と思うことにしましょう。ちなみに現在、使っているマシンは静的ファイルしか置いていなかったので、オリジンはあえてシャットダウンしなかったのですが、色々アプリが動いている場合にはシャットダウンした方が良いと思います。


トラックバックについて
Trackback URL:
お気軽にどうぞ。トラックバック前にポリシーをお読みください。[policy]
このエントリへのTrackbackにはこのURLが必要です→https://blog.cles.jp/item/4862
Trackbacks
このエントリにトラックバックはありません
Comments
愛のあるツッコミをお気軽にどうぞ。[policy]
古いエントリについてはコメント制御しているため、即時に反映されないことがあります。
コメントはありません
Comments Form

コメントは承認後の表示となります。
OpenIDでログインすると、即時に公開されます。

OpenID を使ってログインすることができます。

Identity URL: Yahoo! JAPAN IDでログイン