BLOGTIMES
2012/05/17

粗悪な日食グラスに注意

  astronomy  caa 
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Amazon.co.jp 金環日食観察グラス SUN CATCHER-XII (日本製 高品位遮光プレート使用 JIS規格準拠)

来週の月曜日の朝に天気が良ければ東京でも金環日食が見えるわけですが、この時期になって粗悪な日食グラスが出まわっている件で消費者庁が注意喚起*1を出しています。ネットで探すと売り切れの所も結構あるようですが、あまり安物を使うのは危険なので止めた方がいいですね。ちなみに明らかに危険な日食グラスの簡単な見分け方はこちら。

2012年金環日食日本委員会

室内の蛍光灯を見て、一見して明るく、形がはっきりと見える製品
  可視光線を十分に減光している製品の多くは、かすかに蛍光灯を確認できる程度の見え方です。
可視光線や赤外線の透過率が高い製品
  安全性の検討材料となる数値として、 可視光線で0.003%以下、赤外線で3%以下という目安があります。(あくまで目安)
LEDライトなどの強い光にかざした時に、ひび割れや穴が確認できるもの

カメラ用のフィルターは上記のうち赤外線が透過してしまうので肉眼の観察には適していないことに注意が必要です。グラスの用意ができなかった場合にはおとなしく「金環日食を安全に観察しよう - 国立天文台(PDF) 」にあるようにピンホールを使った観察方法を使うのが手軽で良さそうです。

とはいえ目下の一番の問題は天気が残念そうな感じなところでしょうか。


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