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雨の東尋坊と晴れの東尋坊

これまで福井は一度も来たことがなかったので、名勝 東尋坊に寄り道していくことに。
† 今回はバスで
JRからの接続だと、芦原温泉駅から(約40分)もしくは福井駅から永平寺経由というルート(永平寺から約1時間40分)があります。バスは本数が少ない(1時間に1~2本)ので、あらかじめよく計画を練る必要があります。路線バスを始点から終点まで乗ることになるので、京福バスの東尋坊2日フリー乗車券や東尋坊・永平寺2日フリー乗車券を買っておくと良いみたいです。
奇勝東尋坊を堪能する 東尋坊と温泉と越前がにの町 - 三国観光協会
時は寿永、民に巨悪の限りをつくした東尋坊という名の怪力の悪僧。在所の美しい姫君に心を奪われた東尋坊は、恋敵である真柄覚念という僧と激しくいがみ合ったとされる。ある時、岩場の上で酒宴を催した真柄覚念は、すきを見て東尋坊を断崖絶壁から突き落とした。天候はにわかに崩れ、雷と暴風雨が四十九日続いたそうな。毎年命日にあたる四月五日は、東尋坊の怨霊が大波と化し、岩壁を激しく打ち殴り続けたとか。
† 荒々しいイメージ
北陸の冬は晴れの日が少ないということで、今日もあいにくの天気。どんよりと雲が垂れ込め、冷たい雨と強い風というコンディションでしたが、ちょっと気合いを入れて行きました。岩場につくと、暗い色の海にそびえる奇岩というイメージ通りの風景が目に飛び込んできます。地学を習った人であれば「柱状節理!」と言いたくなりますが、これは花火を見て「炎色反応!」という程度には野暮なのでグッと封印。写真を撮りながらまわりを散策しますが、さすがにカメラを握る手もかじかんできます。
† 晴れてくるとがらっと雰囲気が変化
しばらくすると運が良かったのか、雨も止み、雲の切れ目から日が差してきました。
海はエメラルドグリーンになり、岩肌も明るくなって先ほどの荒々い感じとは一転して明るい雰囲気になります。このギャップには本当に驚きました。
† 自殺の名所だった・・・
絶壁の岩場でしかも柵がないということで、自殺の名所だったようなんですね。
色褪せた「粗末にするな親からもらったその命」という杭が立っていました。
これで本州の県は全て訪れたので、残すは四国の4県と宮崎と鹿児島の6県になりました。
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