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2016/02/18

VMWare 上の VM で NIC の取り外しを無効化する

  esxi  vmware 
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.vmx ファイル変更による HotPlug 無効化 - VMWare 上の VM で NIC の取り外しを無効化する

VMWare の VM についている仮想デバイスはなぜか HotPlug が有効になっています

特に Windows をインストールしていたりするとタスクバーの「コンピューターからのデバイスの安全な取り外し」にディスクや NIC などがずらっと出てくるので、気づいた人も多いと思います。

とはいえ、すべてのデバイスが取り外し可能なわけではなく、使用中のデバイス(起動ディスクなど)が取り外せないのは実機と同じです。ただ、困ったことに NIC は取り外すことができちゃうんですよね。操作自体はワンクリックなのでうっかりやってしまいがちなのですが、取り外しに成功してしまうと VM の定義からデバイスの定義自体がなくなってしまうという罠があります。つまり、再起動を行っても NIC は自動的に復活しません。サーバだとこれがちょっと致命的な事態を招く可能性があります。

というわけで、ホットプラグを無効化する方法がないかどうか調べてみたところ VMWare のナレッジベースに以下の記述を発見。

VMware KB: ESXi 5.x および ESXi/ESX 4.x 仮想マシンで HotAdd/HotPlug 機能を無効にする

HotPlug 機能を無効にするには、vSphere Client を使用するか、.vmx ファイルを編集します。
注: e1000、vmxnet2 NIC などの PCI デバイスに対し HotPlug 機能を無効にすることができます

設定方法は .vmx ファイルの末尾に以下の定義を追加するだけで大丈夫です。

devices.hotplug = "false"

ちなみにこの設定変更は ESXi でも Player でもきちんと動作することが確認できました。


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