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2005/05/13

改正特定電子メール法が成立


迷惑メールを取り締まるための改正特定電子メール法が国会で成立したようです。
こんどは懲役刑が科されたりするんですね。
今回の改正により、発信者のメールアドレスを宛先のメールアドレスと同一に偽装した迷惑メールを送信する者については、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金が科せられることになる。
4月からの個人情報保護法の施行を警戒してか、3月中は駆け込み送信で数がかなり多かったものの、4月からは穏やかな状況が続いていたんですが、最近はまた以前のようなペースに戻ってきているような気がします。
† つぎは共同か?
でも、これでも迷惑メールがとまったり、少なくなることはおそらくないのではないかと思います。結局、対症療法で原因の元に対しては何一つ対策できていないですからね。
ITmedia エンタープライズ:「迷惑メール対策」と「通信の秘密」の間で悩むISP (2/2)
またスパマーの中には、あるISPを解約されてもすぐ別のISPに加入して迷惑メールを送り続ける輩もいる。この手合いに対し「ISP間でスパマーに関する情報を共有して止められえないかと期待しているが、これも通信の秘密への抵触が懸念される。また、スパマーの個人情報、プライバシーを侵害するおそれもある」
例えば、借金とかクレジットカードなんかだとその情報が信用情報機関*1に登録されていて、これらに事故などの情報が書き込まれると契約を拒否されたりする*2ようなのですが、こういう仕組みがプロバイダ契約にも必要になるのかもしれません。
クレジットカードの多重申し込みのように、プロバイダの多重申し込みが却下されるような時代が来るかもしれませんね。まぁ、これをやるには厳密な本人確認が必要になるはずなので、そのうちプロバイダとの契約も銀行口座並みに厳しくなるのかもしれません。でも、そうなると情報機関に加入していないことをウリにするプロバイダが出てきて人気になったりするんだろうなぁ。
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