BLOGTIMES
2005/11/28

オブジェクト開発の神髄

  objectoriented  softwareengineering 
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オブジェクト開発の神髄~UML 2.0を使ったアジャイルモデル駆動開発のすべて

先日ビックカメラによったときに目に付いたので買ってみました。

パラパラめくっていると目に付くダイヤグラムが手書き風だったりして、アジャイルモデリング―XPと統一プロセスを補完するプラクティス (OOP Foundationsシリーズ)」によく似ているなぁと思っていたら両方とも著者がスコット・アンブラーというオチでした。

似たような系統の本としては「アジャイルソフトウェア開発の奥義」あたりになると思うのですが、アジャイルソフトウェア開発の奥義ほどデザインパターンだらけというわけでもなく、技巧に凝りすぎていないような構成が結構好きです。

モデリングから実装まで

アジャイルモデリング―XPと統一プロセスを補完するプラクティス (OOP Foundationsシリーズ)

アジャイルモデリングはモデリング一辺倒の本で実装とかの部分にはあまり触れられていなかったと思いますが、こちらはモデリング~実装のレベルまで丁寧に網羅してあります。

例えば「クラス図の関連をJavaプログラムとしてどうやったら実装できるか」とか、「ユースケースを用いてシーケンス図を作るにはどうしたらよいか」などオブジェクト指向プログラミングで基本的なテクニックを具体的な例によって解説してあったりします。

このあたりは知っている人にとっては本当にどうでもよいことなんですが、知らない人にはどうやっても解けない部分だったりするので*1このあたりの解説があるところが気に入っています。オブジェクト指向言語が使いこなせるようになったあたりで読むといい本なのかもしれません。

  • *1: 後輩からそういう質問を受けることも多いので。

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