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プチクリ!―好き=才能!
今年もあと1時間足らずになりましたが、毎年この季節になると、今年一年どんな結果が残せたのだろうとか、新しく自分にはなにができるようになっただろうとか、そういうことをあわてて探し始めたりしてしまいます。
・とりあえずプロになりたい
・自分には本当に才能があるのか知りたい
・早くデビューするにはどうすればいいか
・プロになったら喰っていけるのか
僕は基本的に「好きなことをやる」という姿勢で今まで通してきたので、そういう意思決定に対しての漠然とした不安であったりとか、自分自身に対する焦りに対するストレス反応のひとつだとは思うのですが、この本を読んで少し気が楽になったような気がします。
† IT系はとりあえずプロにはなれるので
僕のやっているのは平たく言えばプログラマーなので、こういう芸術系の職業に比べたら間口ははるかに広い*1ので一概に比較することはできませんが、考えれば自分にもこういうことばかりを考えていた時期がありました。
その人たちに単純に「プロにならなくてもいいじゃないか」というのはちょっと酷いかなと思ったりもしましたが、ひとつの考え方としてはとても参考になるんじゃないかと思います。ただ、僕も「プロになることが必ずしも幸せとは限らない」という部分には共感します。
プロになりたい人は、プロになれば得られるものについては当然意識が向きやすいですし、それが得たいためにプロになるのでしょう。ところが、この話はそんなに単純ではなくてプロになってしまうことによって失われてしまう部分が確実に存在するということです。
もっとも悲劇なのは、自分がその活動をやるための原動力のコアになっている部分がプロになってしまうことによって失われてしまう場合です。世の中のプロのなかには「こんなはずじゃなかった」という人が結構存在しているのはこのためだと思っています。この本は、もしかしたらそういうことを気づかせてくれる本なんじゃないかと思っています。
- *1: ゲームなどの特殊な領域は別ですが。
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