BLOGTIMES
2006/01/12

今年度も終了?

 
このエントリーをはてなブックマークに追加

今日は演習授業の最終回ということで、成果発表会に参加してきました。毎年ながらいろいろ大変でしたが、関係各位にいろいろとご迷惑をおかけしながらもなんとか完了にこぎつけられたので良かったと思っています。

意外なところで新メンバーと顔合わせ

例年通り、終了後に打ち上げがあったのですが、なぜか来年の新メンバーとの顔合わせも兼ねた第人数の飲み会になりました。来年はどんなメンバーがうちのチームに加わってくれるのかはいまひとつわかりませんが、来年も楽しくやれそうでちょっと安心しました。

以下、内輪向けかも・・・・・

演習はペーパーテストをするわけにもいかないので、毎年ながら評価をつける*1のもしんどい作業です。

発表会をやってそれなりの時間の質疑*2を行うというのは実は僕の提案だったのでしんどかったのは自業自得だったわけですが、それだけのことはあったのかなと思っています。

どの班も見た目こそはそれなりには繕ってありましたが、演習を通してできるソフトウェアの優劣というものは当たり前のことながら存在しています。それは発表会を行わなくともプログラムを見ればわかります。現に発表中に全チームのプログラムを確認しましたが、きちんと作りこまれているチームと、作りこまれていないチームの間にはそれこそ天と地ほどの差があります。

ただし、この演習は限られた時間に面識のないメンバーという厳しい条件で行われるので、すべての班がいつでも十分なプロダクトを完成できるわけではないことは十分理解しているつもりです。よくできた班はがんばっていて、できていない班はがんばっていないというつもりはないので、プロダクトの優劣だけをダイレクトに成績に反映させない仕掛けを用意することが必要であると考えたのです。

発表会の時間配分はそのような考えが反映されるように設定しました。たとえプロダクトの出来が悪かったとしても、そのことに対しての自己評価がきちんとできるかとかとか、内容についてきちんと釈明できるかというのも、現実のプロジェクト運営では大事なことで、それが評価できる発表会にしたかったのです。

特に彼らはこれからの人材ということを考えれば、彼らの未来にどれだけの影響を与えることができるのかというところで大学の演習というものも考えていかなければならないと思っています。ということで、プロダクトの出来がどうであっても、プロダクトの作成以外のことをどれだけ学べたかということをダイレクトに自分の耳で聞いて評価したかったのです。今回、この狙いは達成できたと思います。

  • *1: 指導役の学生も成績評価に参加できるというルールで運用されています。
  • *2: 1チーム最低15分以上

トラックバックについて
Trackback URL:
お気軽にどうぞ。トラックバック前にポリシーをお読みください。[policy]
このエントリへのTrackbackにはこのURLが必要です→https://blog.cles.jp/item/1245
Trackbacks
このエントリにトラックバックはありません
Comments
愛のあるツッコミをお気軽にどうぞ。[policy]
古いエントリについてはコメント制御しているため、即時に反映されないことがあります。
コメントはありません
Comments Form

コメントは承認後の表示となります。
OpenIDでログインすると、即時に公開されます。

OpenID を使ってログインすることができます。

Identity URL: Yahoo! JAPAN IDでログイン