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2021/10/15

CentOS6 の DST Root CA X3 の証明書期限切れに暫定対応してみた



CentOS 6 のまま動いていたサーバが DST Root CA X3 の期限切れ問題*1*2に巻き込まれてうまく動作しなくなってしまったので対応方法をメモ。
もちろん根本的な問題として OS の入れ替えをしなければならないことは認識しています。
その上で、今回は以下のモンキーパッチによりそれまでの時間稼ぎが目的です。
同じ問題は「RHEL/CentOS 6 OpenSSL client compatibility after DST Root CA X3 expiration」で議論されており、そこで回避策として提案されていた以下のコマンドを使うことで、問題が回避されることを確認しました。
perl -e 'while(<>){last if $_ =~ m/DST Root CA X3/;}print $_;while(<>){last if length($_)==1;print $_}' </etc/pki/tls/certs/ca-bundle.crt > /etc/pki/ca-trust/source/blacklist/DST_Root_CA_X3.pem
update-ca-trust enable
update-ca-trust extract
普段ログインしないサーバなので盲点でした。
すみやかにサーバのバージョンアップを検討しようと思います。
- *1: Let's Encryptルート証明書が予定通り期限切れ、Android端末は特に注意 | TECH+
- *2: Old Let’s Encrypt Root Certificate Expiration and OpenSSL 1.0.2 - OpenSSL Blog
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