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プロジェクトには終わりがある
いろいろなことがあったけれど、今のプロジェクトは予定通り今週で終了できそうです。終わりがあるからこそ、こういうふうに全力を出して仕事ができるんだと思います。今回のプロジェクトではメンバーにも恵まれて、いろいろなことを学べたので、辛かったけれども本当によかったです。
さて、プロジェクトもこの時期に入るといつも感じていることがあります。
それは、当たり前のことだけれどもシステム開発は「結果がすべて」のシビアな世界であるということです。
† 結果がすべてということ
世間一般の人がコンピューターによせる信頼というのは絶大で、みずほの事故が起きる前までは「コンピュータは間違えない」という感さえありました。つまり、リリース時に機能がきちんと使えるというのは当たり前であって、それ以上のものではない。そうなってくると、開発中にいくらがんばろうとも、リリースしたときに定められたスペックでサービスが提供できなければ何の意味もないということになります。
たとえ連日徹夜して、やっとのことで納期に間に合ったにもかかわらず、一箇所ミスがあったばかりに、人にののしられるだけという結果になったというのもそう珍しいことではありません。
そういう意味ではシステム系の職業は報われないのかもしれません。
ただ、考え方をかえてみると、楽をしてうまく作れる方法があればぜんぜん稼動していなくてもお金はもらえることになります。そういうワークスタイルを目標にしたいですね。
† そもそもプロジェクトとは
PMI*1の発行するPMBOK*2というプロジェクトマネジメントの知識体系によると、プロジェクトの定義は
プロジェクトは独自の製品やサービスを創造するために実施される有期的な業務
・有期的とは明確な始まりと終わりがあること
・独自とはなんらかの識別できる点で、そのサービスや製品がそのほかのすべてのサービスや製品と異なっていること
とされています。でも、世の中には明確な始まりと終わりのないプロジェクトって多いような・・・・まぁ、PMBOKでいえばそういうのはプロジェクトって言わないんでしょうけど。
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