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トラックバックspamツールの言い訳

トラックバックspamは自動的にブロックされるようになっているので表側からはほとんど見えないのですが、相変わらず山ほど飛んできています。たまに誤検知がないかどうか*1ブロックされたトラックバックの内容を一つ一つチェックしているのですが、その中にトラックバックspamツールの宣伝トラックバックをしてきているエントリを見つけました。で、嫌な予感がしたので試しにGoogleで探してみたんですが1万~数万円位の価格でトラックバックspamツールが販売されてるんですね。
† 確信犯?
大概のサイトではトラックバックスパムという存在があるのを認めた上で、そうならないためのテクニックのようなものを一生懸命説明しています。大体の論旨としては無差別にトラックバックを送信するのはトラックバックスパムになるので好ましくないが、関連するキーワードが入っていればトラックバックスパムではないので送り先の選別が重要なんだそうです。
どこも「新たなSEO対策ツール」みたいなキャッチフレーズでやっているようですが、SEO対策が何たるかということをきちんと理解していればこんなSEO対策がいつまでも有効であり続けられるはずがないことは自明なので、旬の時期を狙って売り抜けるのが狙いなんでしょうね。
† 動作メカニズム
どのプログラムも動作メカニズムは似たり寄ったりで、メールアドレス自動収集+宣伝メール自動配信ソフトといい勝負です。
1.あるキーワードを検索エンジンで検索
2.ヒットしたブログからトラックバックURLを抽出
3.リスト表示し、ページのサマリをユーザーに提示
4.選択したブログにトラックバックを一斉送信
† 免責事項をいれておけばいいのか?
さらにため息が出ちゃうのはどこも言い訳のように免責が書いてあるんですよね。
本ソフトは無制限にトラックバックを送信するものではありません。トラックバックスパムと呼ばれないよう気をつけてください。スパムは、あなたの評判を落とすだけです。
このツールはアクセスアップや売り上げアップを保証するものではありませんし、スパムトラックバックを推奨するものでもありません。
免責を書いておけばどんなソフトを販売しても許されるんでしょうか。
- *1: NP_Blacklistを改良するための情報収集という意味合いもあります。
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