BLOGTIMES
2011/06/27

ウイルス作成罪とライセンスの明確化

  licence  law 
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Katsumiさんが一石を投じた、情報処理高度化等に対処するための刑法等改正法案とフリーソフトのバグの問題が一応の解決を見たようなのでメモKatsumiさんの行動によって、この法律の適用範囲が明確になったということについては、ソフトウェアを専門とする者にとってはとても感謝しています。

ソフトウェアのライセンスを変更して、公開を続けます Jeans & Development

最初の記事でも杞憂であろうと述べましたが、私が公開している程度のソフトウェアで逮捕される可能性はほとんどないとは考えていました。加えて、情報処理学会が法律に関する要望を出した事や、参議院において付帯決議がなされ、この中で「ソフトウェアの開発や流通等に対して影響が生じることのないよう」とされたこと、先日の法務大臣の答弁で「御安心いただきたいと思います」との発言があったこと、参議院法務委員会で理事をなさった議員の方から当方のブログに「私はバグはウイルスに当たらないという明確な答弁が得られたと考えています」というコメントをいただいた事などから、矢張り杞憂であると確認できたことがあります。

ちなみにうちの配布物については今後は変更ありません。以前からサイトポリシーで特に明示していないプログラムについてはBSD三条項ライセンスであり、Nucleus等のプラグインは GPLv2 or lator であると宣言しています。どちらも免責条項が含まれているライセンスです。


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