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WindowsにApacheとPHPを一括インストール



これまでローカルのPHP開発環境はすべてのサーバ用ソフトウェア(Apache, PHP, MySQLなど)を個別にインストールしていたんですが、今回、開発環境を再構築するにあたってこれらが1つのパッケージになったものを使ってみました。結論から言えば、ひとつひとつソフトウェアをセットアップしていくよりも格段に楽でした。
いちおう有名どころとしては、XAMPPやAppServがあります。どちらも似たようなものですが、微妙な違いがあるようなので、これらを軽く触ってみて僕はXAMPPでインストールしました。
† XAMPP
サイト上にも表記がありますが、Apache+PHP+MySQLに限らずかなりのプロダクトが1つのパッケージにまとめられているので、おそらくこれで足りないということはないと思います。逆に、こんなにいらないよという人のためにXAMPP Liteも用意されています。
The distribution for Windows 98, NT, 2000 and XP. This version contains: Apache, MySQL, PHP PEAR, Perl, mod_php, mod_perl, mod_ssl, OpenSSL, phpMyAdmin, Webalizer, Mercury Mail Transport System for Win32 and NetWare Systems v3.32, JpGraph, FileZilla FTP Server, mcrypt, eAccelerator, SQLite, and WEB-DAV mod_auth_mysql.
PHPをインストールする上ではそのバージョン(4.4系 or 5.1系)が気になるところですが、XAMPPの配布パッケージのPHPバージョン表記はこんな感じ"PHP 5.1.6 + 4.4.4 + PEAR + Switch"になっています。これは、PHP4とPHP5を切り替えるためのスクリプトが同梱されており、必要に応じてこれらを切り替えて使用することができますということです。
今回最終的にXAMPPをインストールしたのはこれが決め手になりました。どうしてもPHP5環境とPHP4環境を使い分けないといけない場合にはこれはかなり便利です。切り替え方についてもちゃんと説明が載っていました。
How can I switch between PHP5 and PHP4 and back?
XAMPP (not Lite!) contains both PHP5 and PHP4. To switch between the versions please use the "php-switch.bat" ($path-to-xampp\xampp\php-switch.bat).
† AppServ
Apache 2.0系+PHP 4.4系のパッケージとなっている2.4系と、Apache 2.2系+PHP 5.1系のパッケージとなっている2.5系に分かれています。
XAMPPと比較すると、PHPアプリケーションのAddOnが多いのが特徴なのかな。実際にやっていないのですが、これだとWordPressなんかも簡単にインストールできたりするみたいです。
appserv-AddOns-drupal
appserv-AddOns-gallery
appserv-AddOns-Mambo
appserv-AddOns-Moodle
appserv-AddOns-phpBB
appserv-AddOns-PHP-Nuke
appserv-AddOns-Torrent-Tracker
appserv-AddOns-WordPress
appserv-AddOns-ZendOptimizer
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