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環境省は冬に暖房しない?

夏には冷房をつけないなんていう馬鹿げたやり方をしていた環境省が今度は冬は暖房しないなんて言い出してます。
asahi.com: この冬は暖房やめます 温暖化対策で環境省-サイエンス
環境省は27日、今冬、東京・霞が関の同省庁舎の暖房を原則停止する、と発表した。(中略)12月1日から来年3月末まで暖房を止め、職員にセーターなどの着用を呼びかける。ただし、職員の健康に配慮し、例外として、庁舎が冷え込む休日明けの朝と、室温が17度未満のときは暖房をつける
自分だったら確実に仕事のやる気がなくなると思います。暖房しないことによる能率の低下というのは考慮しないわけですよね。こんなやり方に付き合わされる現場の人たちはホント気の毒です。
これをやるのは政府機関のCO2排出量の削減率が目標を下回っているかららしいのですが、実際問題これをやるとどの程度目標を達成できるんでしょうか。タダのパフォーマンスだったら悲しすぎるなぁ。
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エネルギーのことにはちょっとうるさいfudaですw
が、環境省のこういうやり方はかえって世の中に悪影響だと思います。「エコロジーとは我慢することなんだ!」と世の中が思っちゃったらやっぱりまずいわけですよ。
デマンドサイドマネジメントという、電力需要をコントロールしてエネルギー効率を高める方法が海外では行われているのに、日本は未だに精神論(心頭滅却してセーター着れば、冬でも温かい)かよ!と思ってしまいました。。
社会的なシステムとして、エネルギー需要を落としたり、エネルギー効率を高めたりする工夫(熱を作るのに電気を使わないなど)が今こそ求められていると思うのですけど、パフォーマンス的なことよりかは、そういう政策を作ることに力を注いでほしいです。
まぁ、旗振りのために自分たちも実践するというのはある程度必要だということは理解できるんですけど今回は度を越えてますよね。
環境省って旗振り役なわけで、人にどうやって「CO2排出量の削減」してもらうかということについての啓蒙をすることが重要だと思いますが、fudaさんの指摘どおり、お手本がアレではだれも真似しようと思わないですよね。
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