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「スローなビジネス」 = 「基本」

昨日は病院の待ち時間結構長かったので、本を持っていって正解でした。久しぶりにゆっくり本が読める貴重な時間になりました。
基本的にエンジニアは仕事中に席をはずすということがないので、業務時間中には技術書以外の本を読む時間を作ることは難しい*1のです。
† .comバブルとその本質
この本はマーケティングコンサルタントの阪本啓一さんが2000年ごろにもてはやされていた.com企業とその周辺の企業が行っていた行き過ぎたマーケティングについて、スローなビジネスと対比させながら説明してくれています。また、顧客のQoL*2を如何にして高めるかというところがポイントになっているのも、非常に共感できます。
† そのころ僕は
2000年といえば僕はまだ大学生で、あるベンチャーでエンジニアのアルバイトをしたりしていたワケですが、そのころ「なんでもインターネットでやれば儲かる」とか「インターネットを使えば、世界と取引できます」のような文字が広告として躍っていたことを思い出します。でも、インターネット関連のエンジニアとして、それは何かがおかしいと感じていました。その違和感みたいなものをよく説明してくれていて、ちょっとすっきりしたような印象です。
† 手段の目的化
エンジニア的な発想で仕事をしていると、無意識のうちにこれをやってしまっていることがよくあります。あのころは誰もがそういう状態に会ったのかなぁと改めて感じました。
まぁ、最近になって、インターネットは手段であって、目的ではないとかインターネットビジネスでも、リアルなビジネスでもビジネスとしての基本は同じなどといわれるようになってきているようなので、今後はe-ビジネスも健全な産業になってくれるとうれしいのですが・・・・。
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