BLOGTIMES
2009/03/22

Yourdonの「ソフトウェア工学で大切な10の考え方」日本語版

  softwareengineering 
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YourdonのTop Ten SE Conceptsの日本語版がチェンジビジョンの平鍋さんの翻訳でアップされたようです。
ドキュメントのライセンスは原文も日本語訳もGFDLです。

An Agile Way Ed Yourdon の『ソフトウェア工学で大切な10の考え方』を訳しました。 : ITmedia オルタナティブ・ブログ

新しい世代は、すごいよ、学生はみんなIMで会話して、 Facebookで繋がっている。COBOLプログラマがまだ存在しているなんてことは知らないんだ。でも、ソフトウェア工学の大事なことは、なんども新しい世代が、同じ事実を発見し、過去の重要な論文や書籍にぶち当たる。

内容については僕が論評するまでもないですが、なんと言ってもこの動機の部分が痺れるじゃないですか。業界内にいると、言語が変わったり、プロセスが変わったりするととても大きな変化と錯覚してしまいがちだけれども、ソフトウェア開発の本質的な問題は何も解決されていないってことをYourdonは誰よりも良く分かってる。

ソフトウェア工学ってやればやるほど、なんかどんどん古いところに入っていっちゃうから、こんなの勉強していて大丈夫だろうかって不安になったりとか、退屈な感じがしたりして、先に進むのが不安になることがありますが、自分がやってることが間違っていないよと言ってもらってるみたいで元気が出てきます。ここは一つ、原文をじっくりと読んでおきたいですね。

An Agile Way Ed Yourdon の『ソフトウェア工学で大切な10の考え方』を訳しました。 : ITmedia オルタナティブ・ブログ

先日、尊敬するエドワード・ヨードン博士が「Top 10 Software Engineering Concept」という文書の公開した、とtwitter でつぶやいていたので、「訳してもいいですか?」と聞いて、5分でOKをもらった。なんというインターネット時代だろう。

Yourdonがtwitterをやってるというのは初耳だったので、検索してみたらあっさり本人を発見。ソフトウェア工学者のはしくれとしてちょっとテンションが上がってしまいました。平鍋さんが訳して良いですか?と聞いたのはこれみたいです。


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