BLOGTIMES
2009/07/29

BIND Dynamic Update DoS問題

  bind  dns  DoS  jprs 
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BINDにBIND Dynamic Update DoSという脆弱性が見つかり、各所ででアップデートラッシュが起きているようです。昔はBINDは大穴がしょっちゅう見つかっていた記憶がありますが、まだこういうのがあるんですね。だからといってdjbdnsに移ろうとは思いませんが。

(緊急)BIND 9のDynamic Update機能の脆弱性を利用したDoS攻撃について

本脆弱性は、named.confにおいてプライマリサーバ(master)の設定をしている場合に該当します。また、Dynamic Update機能を有効に設定していない場合であっても本脆弱性の対象となりますので、注意が必要です。

また、該当するnamedがDNSキャッシュサーバとして運用されている場合でもいわゆるローカルゾーン、例えば0.0.127.in-addr.arpaやlocalhost等に対しプライマリサーバとして設定されている場合には本脆弱性の対象となりますので、十分にご注意ください。

上記のJPRSのリリースによると、自前のゾーンを持っていれDynamic Updateを使っていなくても脆弱性の影響を受けるというのはたちが悪いですね。公開されているDNSを管理している場合には要チェックです。


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