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2011/10/31

ESXi のパフォーマンスチャートの記録時間を延ばす

  esxi 
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パフォーマンスチャートのオプション - ESXi のパフォーマンスチャートの記録時間を延ばす

ESXi はリソースの使用状況をグラフで表示してくれるのですが、デフォルトではグラフ化が表示される時間の幅が短すぎて1日の負荷のサイクルを観察したいような時に困ってしまうのですが、ちょっとした設定変更で記録時間を延ばすことが出来るようなのでメモ。今回は ESXi5 で試しましたが、どうやら ESXi3 の時から使えるテクニックのようです。

ESXi - extend performance data to 36 hours

By default a standalone ESXi host will keep 1 hours worth of performance data. vCenter Server will allow you to capture performance data long term, but if you have just the standalone ESXi host you can extend the capture of performance data to 36 hours with just a simple configuration change. This change will require SSH or console access and is not supported.

やり方は SSH を使ってESXi にログインし、下記の設定ファイルの <historicalStatsEnabled> というタグの中身をtrueに設定するだけです。

/etc/vmware/hostd/config.xml

<!-- Enable historical stats collection --> <historicalStatsEnabled> true </historicalStatsEnabled>

あとは services.sh restart コマンドを打ち込んで、デーモン類を再起動するとチャートのオプションにPast dayという項目が現れているので、これを洗濯すると過去3日間のデータを閲覧することができるようになります。 ESXi インストールするときには、忘れずにこの設定を入れておきたいところです。


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