BLOGTIMES
2004/11/18

Google Scholar β

 
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Googleの次のターゲットは論文のようです。
その名も「Google Scholar」。

ITmediaニュース:Google、学術用検索エンジンをβ公開

"学術目的のエンジンで、広告は掲載していない。文献、ピア・レビュー、論文、書籍、前刷り、抄録、技術報告書などを対象に、すべての研究分野を網羅し、その中から検索が可能だという。"

少し使ってみましたが、引用数とかが出てきたりして面白いです。現在のところ検索できるのは英文の文献のみのようですが、英文ならばIEICE*1のトランザクションとかも出てきます*2

探し続ける宿命にある業界

学術の世界では文献を探すという作業が膨大に出てきます。それは研究を続ける限り終わることがないでしょう。

当たり前なんですが、理系の論文は新規性がないと評価されないので、きちんと文献を調べていないと「すでに世界で誰かが研究していた」とか「車輪の再発明をしてしまった」なんていいうことになると膨大な時間がすべて無駄になる可能性もあります。

そのような恒常的に情報を探し続ける世界というものににGoogleが目をつけているのでしょうから、そのあたりのセンスはさすがだと思います。

有料ページのインデックス

ちょっと気になったのは、リンクをクリックすると有料ページになっているところが多数あるということです。

学会のページなんかはそういうのが普通というのはわかってはいるんですが、Googleはどうやってその認証の中のコンテンツをインデックスしているんでしょうかね。

  • *1: 電子情報通信学会
  • *2: 僕は英文の論文がないので先生の名前を入れてみたんですが、結構たくさん引っかかってきました

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