BLOGTIMES
2015/08/30

心理学や社会科学の研究は6割以上が再現不能?

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心理学や社会科学系の研究論文の実験結果を追試してみたら、再現率が約 39% だったという論文がニュースになっていたのでメモ。

再現率が低いことと、研究的な価値は直結しない(もちろん、世の中に必要ないということでもない)のですが、あまり再現実験をやらないというのは情報系も同じなので、結果はとても興味深いですね。だれか情報系でも同じような論文書いてくれないかなと思いますが、まぁ自分でやれという話ですよね。原文は以下のようですが、著者の Open Science Collaboration は 125の機関と 270 人の学者の集まりになっているので、相当大規模な再現実験を実施したようです。

「心理学の研究成果」は6割以上が再現不能 海外研究 - ITmedia ニュース

米バージニア大学のブライアン・ノセック氏ら科学者270人による研究チームは、2008年に米国の主要科学誌3誌に掲載された100件の心理学/社会科学論文について実験結果の再現を試みた。すると、元の論文と同じ結果が再現できたのは39%にすぎなかったという。

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